「もう退会していいのかな」を、見極めたいとき

婚活の進め方

真剣交際まで、進んだ。
相手も、いい人だと思う。

それなのに、最後の一歩のところで、止まっている。
「この人で、本当に退会していいのかな」。
「もう少し、他の人も見てから決めたほうが、いいんじゃないか」。
そう考えると、はい、とは言えなくなる。

その迷いは、不誠実ではありません。

これからの人生を、ひとりの人と歩むかどうかの話です。
ここで慎重になるのは、あなたが結婚をちゃんと大事にしている証拠です。
「迷う私は、まだこの人を好きじゃないのかも」と、自分を責めなくて大丈夫。

南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。
2005年から20年、たくさんの人が、この最後の一歩で立ち止まるのを見てきました。

そのうえで、今日はひとつだけ、見方をお伝えします。
退会を決める、という一歩は、「正解の人を、当てること」ではありません。

迷いが消えないのは、
「正解探し」をしているから

最後の一歩で止まる人には、よく似た考え方の癖があります。

頭のなかで、相手を「100点かどうか」で見てしまうんです。
ここはいい。でも、ここがちょっと足りない。
もっといい人が、まだどこかにいるんじゃないか——。

これは、あなたが欲ばりだから、ではありません。
人は「まちがえたくない」と思うほど、足りないところを探すようにできています。
だから、探せば探すほど、欠点のほうが先に目に入ってくる。

そうして「100点の人」を探し続けるかぎり、
じつは、いつまでも、退会は決められません。
どんな相手にも、足りないところは、必ず見つかってしまうからです。

退会を決めるのは、正解を当てることではなく、「この人といる自分が、好きかどうか」を確かめることです。

点数で選ぼうとすると、相手も、無意識にそれを感じます。
品定めされていると感じた人は、心を開ききれない。
だから、点数で見るほど、ピンとくる感覚からは、遠ざかっていきます。

「決め時」を見る、
3つの問い

では、何で見ればいいのか。
退会を決めた人たちが、最後に確かめていたのは、相手のスペックではありませんでした。
自分の側に起きている、こんな感覚です。

① その人といる自分を、
好きでいられるか

いっしょにいるとき、自分が無理をしていないか。
背伸びをしたり、機嫌をうかがったりせずに、ふつうの自分でいられるか。

ドキドキの強さよりも、ここが大事です。
「この人の前の自分が、けっこう好きだ」と思えるなら、
それは、長く続く関係の、とても確かなサインです。

② うれしいことが、
ちゃんと積もっているか

完璧な人を探すのをやめて、思い出してみてください。
この交際のなかで、「あ、うれしいな」と感じた瞬間が、いくつあったか。

小さくて、いいんです。
連絡が、安心できる。話していて、ほっとする。
気をつかってくれたのが、伝わってきた。

その小さな「うれしい」が、いくつも積もっているなら、
頭で点数をつけるより、ずっと信じていい材料です。

③ お互い様の関係を、
続けられそうか

相手が、自分にだけ合わせてくれるのでも、自分が我慢するのでもなく。
お互いに、少しずつ歩み寄れる相手か。

意見がちがったとき、話し合えるか。
都合の悪いことも、隠さずにいられるか。

ここが感じられるなら、条件のいくつかが理想とちがっても、
ふたりで暮らしていける可能性は、じゅうぶんにあります。

ひとつ、聞かせてください。
あなたが今、迷っているのは——「この人が足りない」からですか。
それとも、「決めるのが、こわい」からですか。

そのふたつは、まったく別のものです。
前者なら、進まない選択もあっていい。
でも後者なら、止めているのは相手ではなく、「決断のこわさ」のほうかもしれません。
以前、退会が見えてきたころに、
何から決めればいいのか分からない、という方がいました。

住む場所、家事のこと、お金のこと、ご家族のこと。
考えることが一度に出てきて、動けなくなっていました。

お伝えしたのは、順番です。
いきなり数字や割合から入ると、決まりません。
まず、どこに住むか。次に、働き方はどうなるか。通勤はどうなるか。
そこまで見えて、ようやく「いくら入れるか」が現実的に決められます。

そして、その前に気持ちが通じていること。
共感が先で、具体の話はそのあとです。

もうひとつ、退会までの時間が足りない気がして
焦っていた方もいました。

一緒に住むのが一年ほど先なら、その一年で、
ご挨拶も、入籍も、やるなら式も新婚旅行も、だいたい間に合います。
急いで全部を詰め込むより、段取りで整えるほうが早いんですね。

条件は、捨てなくていい。
順番だけ、心を先に

ここまで読んで、「条件を無視しろということ?」と思われたかもしれません。
ちがいます。

年収も、価値観も、暮らし方も、気になって当然です。
それを確かめるのは、女性として、とても自然なことです。
条件は、捨てなくていいし、下げる必要もありません。

ただ、見る順番なんです。
まず、この人といて心地よいか。そのうえで、条件にも自分で納得できるか。

心地よさから入って、条件にも納得した人は、退会したあとも、迷いが少ない。
逆に、条件のチェックから入って退会した人ほど、
入籍後に「これでよかったのかな」が、ふっと戻ってくることがあります。

だから、退会を決める前に、順番だけ、心を先にしてみてください。
心が先、条件はあと。その順番で確かめた人が、
結果として、条件にも納得のいく相手と、お互い様の関係を続けています。

「焦らなくていい」と
「決め時はある」の、あいだ

誤解しないでほしいので、正直にお伝えします。
「だから、ゆっくり迷っていい」とだけ、言うつもりはありません。

まりなびでは、平均して11ヶ月でプロポーズまで進んでいます。
退会まで進んだ方の成婚率は、71%です。

これは「急ぎなさい」という話ではありません。
ただ、心地よさから入って、お互い様を確かめながら進んだ人には、
ちゃんと「決め時」が来ている、ということです。

焦って決めるのは、ちがう。
でも、いつまでも100点を探し続けるのも、ちがう。
そのあいだに、「この人といる自分が好きだ」と思える瞬間が、たいてい訪れます。

退会を決めるとき、
やっていた小さなこと

最後の一歩で止まったときに、思い出してほしい順番だけ、置いておきます。

  1. 「100点の人」を探すのを、いったんやめる。
    減点で見るほど、決められなくなります。
  2. 相手のスペックでなく、自分の側を見る。
    この人といる自分を、好きでいられるか。
  3. 「うれしい」が積もったかを、数えてみる。
    ドキドキより、小さな安心の積み重ねを信じる。
  4. 迷いの正体を、分けてみる。
    「相手が足りない」のか、「決めるのがこわい」のか。
  5. 条件は捨てず、見る順番だけ、心を先にする。
    心地よさのうえで、条件にも納得して決める。

よくある質問

Q. もっといい人がいるかも、と思ってしまいます。
その気持ちは、誰にでも起きます。ただ「もっといい人」を探し続けるかぎり、どんな相手でも足りないところは見つかってしまいます。他の人と比べるより、「この人といる自分が好きか」を見てみてください。比べる物差しから、自分の心地よさの物差しに変えると、見えてくるものが変わります。

Q. ドキドキしないのですが、決めて大丈夫でしょうか。
強いときめきが、長く続く結婚の条件とはかぎりません。むしろ「いっしょにいて、ほっとする」「自分が無理をしない」のほうが、続く関係では大きいことが多いです。安心を、物足りなさと取りちがえていないか、一度ふりかえってみてください。

Q. 退会してから後悔したら、と思うと決められません。
そのご不安は、当然です。だからこそ、退会の前に、担当と一緒に「何で迷っているのか」を整理することをおすすめしています。まりなびでは、最後の一歩で、相手の良し悪しだけでなく、あなたの迷いの正体まで、いっしょに確かめてから決めていきます。

Q. 相手は乗り気なのに、自分だけ迷っています。
ペースがちがうこと自体は、悪いことではありません。大事なのは、その迷いを隠して合わせないことです。今の正直な気持ちを、相手や担当に話せること自体が、お互い様の関係をつくる第一歩になります。

迷いは、見る場所を変えると
小さくなる

退会の前の「これでいいのかな」の多くは、
相手を点数で見ていることと、決断のこわさから来ています。

だから、いきなり決めなくて、いいんです。
まずは、相手のスペックではなく、「この人といる自分」のほうに、目を向けてみる。
それだけで、迷いの輪郭が、ずいぶんはっきりしてきます。

ずっと大事にしてきたことが、ひとつあります。
それは、最後の一歩を、ひとりで抱えさせないこと。
退会は、当てるものではなく、確かめるもの。
だから、その確かめを、いっしょにやらせてほしいんです。

まりなびには、無料相談 という入口があります。

今の状況から近道を一緒に考える

リョージ

婚活サポート20年・成婚率71%。「心で選ぶから、理想が叶う」結婚後も幸せな結婚を一緒に探しています。

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