「相性がいい」って、結局どういうこと?

婚活の進め方

「相性のいい人と結婚したい」。

きっと、誰もがそう思っています。
でも、いざ聞かれると、困りませんか。

——相性がいいって、結局、どういうこと?

価値観が合うこと? 趣味が同じこと?
育った環境が近いこと?
考えれば考えるほど、よく分からなくなってくる。

それは、あなたが考えすぎだからではありません。

「ちゃんと見極めたい」と思うからこそ、
ものさしがほしくなる。前に進みたい気持ちの、裏返しです。

だから今日は、その「相性って何だろう」を、
少しだけほどく見方を、お話しさせてください。

相性は、条件表で
測れるものじゃない

相性を確かめようとすると、
つい、項目をチェックするような見方になります。

年齢、年収、住む場所、休日の過ごし方、好きな食べ物。
それが一致していたら、相性がいい——。

でも、ふしぎなことに、
条件がぴったり合うのに、なぜか一緒にいて疲れる人がいます。
逆に、ぜんぜん違うのに、なぜか心がほどける人もいる。

占いや統計のとおりに、なっていないことも多いです。
ある先生から「最高の相性です」と言われた二人が別れていくのも、
第一印象は最悪だった二人が結婚していくのも、何度も見てきました。

相性は、条件の一致を数えて出てくる答えではありません。
紙の上で照らし合わせて分かるものでは、ないんです。

「合う・合わない」は、
頭より先に、体が知っている

ではどこで分かるかというと、
一緒に過ごしているときの、自分の感じ方です。

この人といると、なんだか呼吸が浅くなる。
言葉を選んでしまって、ほんとうのことが言いにくい。
別れたあと、どっと疲れている。

逆に、この人といると、
なぜか自然体でいられる。
変なことを言っても、笑って受け止めてもらえる。
帰り道、気持ちが軽い。

その「軽い/重い」を、頭はうまく説明できません。
でも、体のほうは、ちゃんと先に知っています。

相性とは、この「一緒にいて、自分を好きでいられるかどうか」。
無理をしていないかどうか。
ほんとうは、それくらいシンプルなものなんです。

条件は、捨てなくていい。
順番だけ、入れ替える

こう言うと、
「じゃあ条件は気にしちゃいけないの?」と思うかもしれません。

そんなことは、ありません。
譲れない条件があるのは、当たり前です。捨てなくていい。

ただ、順番です。

条件で値踏みをしてから心を見るのではなく、
まず、一緒にいて心地よいかを感じてみる。
そのうえで、譲れない条件を確かめていく。

ふしぎなもので、
心地よさを先に置いて選んだ相手は、
あとから見ると、大事な条件もちゃんと満たしていることが多い。

心で選んだ人が、結果として、納得できる人だった。
そういう順番で進んだ方が、ずっと早くまとまっていきます。
以前、相手とテンポが合わない気がする、
という理由で迷っている方がいました。

会話の間の取り方や、返事の速さが、自分と違う。
それだけで、合わないのかもしれない、と。

お聞きしたのは、お友達は全員、同じテンポですか、ということでした。
そうではないはずなんです。

フィーリングが合えば、それに越したことはありません。
ただ、合わなくても、趣味がバラバラでも、結婚された方はたくさんいます。

別の方は、食べものの好みが合わないことが引っかかっていました。
お酒も、甘いものも、揃わない。毎週これだとしんどいのかな、と。

お伝えしたのは、結論を急がないこと。
まず自分の好みを知らせてみて、相手がどう返してくるか。
そこで見えるのは、好みが合うかどうかより、
すり合わせができる相手かどうかのほうです。

「気のせいかも」を、
打ち消さなくていい

もうひとつ、大事なことがあります。

「なんとなく合わない気がする」
「条件はいいのに、いまいち気が乗らない」。

そういう小さな感覚を、
わたしたちは、つい打ち消してしまいます。

「こんなにいい人なのに、わがままかな」
「私が見る目がないだけかも」。

でも、その小さな違和感は、
あなたの心が、ちゃんと働いている証拠です。

無理に理由を探さなくていい。
「なんとなく心地いい」「なんとなく重い」を、
そのまま、判断の手がかりにしていいんです。

相性を確かめる、
小さなステップ

とはいえ、「感じたとおりでいい」と言われても、
最初はつかみにくいものです。

なので、会ったあとに、自分に聞いてみるステップを置いておきます。

  1. 会ったあと、気持ちが軽いか・重いかを思い出す。
    楽しかったかより先に、「疲れたか・ほどけたか」を見てみてください。
  2. この人の前で、自分を作っていないかを確かめる。
    言葉を選びすぎる相手は、条件が良くても、少し立ち止まっていい。
  3. 条件は、心地よさを感じたあとで確かめる。
    順番を入れ替えるだけで、見え方が変わります。

それから、もうひとつ。

相性は、出会う前から決まっているものではありません。

お互いをわかり合おうとしている人は、
より多くの人と、仲よくなれます。

相手のことがわかるので、無理なく合わせられる。
意見が割れても、調整がつく。
好みが違っても、過ごし方を工夫できる。
どうしても合わないところには、お互い、触れない。

これは、自分を引っ込めて相手に合わせるのとは、
まったく別のことです。
一緒にいる時は一緒に、別々の時は別々に。
お互いの居場所が、ちゃんとある状態のことです。

そして、こちらがわかろうとしていると、
相手も、こちらに合わせてくれます。
だから、自分のことも、わかってもらいやすい。

そうやって仲よくなった人の中から、
いちばんいいなと思う人を選ぶ。
結果として、お互いが相性のよさを感じています。

相性のいい人は、狙って会いに行くものではなくて、
わかろうとした先に、あとから分かることなんですね。

僕は、東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

2005年から20年、男女のパートナーシップを研究してきて、
これまで2,000人ほどの方の婚活を、そばで見てきました。

その中で、ずっと感じてきたことがあります。
それは、長く幸せに続いている方ほど、
条件で相手を選んだのではなく、「一緒にいて心地よかった」を入口にしている、ということ。

相性は、見極める技術というより、
自分の心地よさに、もう一度、頼ってみること。
それは誰にでも、今日からできることです。

この続き——
無料相談のほうで、もう少しお話ししています。

今の状況から近道を一緒に考える

リョージ

婚活サポート20年・成婚率71%。「心で選ぶから、理想が叶う」結婚後も幸せな結婚を一緒に探しています。

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