体調のこと、通院していること。
いつ、どんなふうに伝えればいいんだろう、と迷う。
早いうちに言って、それで引かれてしまったら、と思うと怖い。
かといって、黙ったまま進んでいくのも、
なんだか、不誠実な気がしてくる。
言うべきか、言わざるべきか。
そのあいだで、ずっと、ぐるぐるしている。
*
その迷いは、あなたが、相手に対して誠実でいたいからこそ、生まれるものです。
どうでもいい人になら、こんなに悩んだりしません。
ちゃんと向き合おうとしているから、迷う。
今日は、その「いつ・どう伝えるか」を、
順番という角度から、お話しします。
「言うか、言わないか」では、
なくていい
体調のことになると、私たちはつい、二択で考えてしまいます。
すぐに打ち明けて、すっきりするか。
ぎりぎりまで、伏せておくか。
でも、どちらか一方に振り切らなくて、いいんです。
大事なのは、言うか言わないか、ではなくて、
どんな関係になってから、どう伝えるか。
つまり、順番のほうです。
同じ話でも、まだお互いをよく知らないうちと、
「この人なら」と思える間柄になってからとでは、
受け取られ方が、まるで変わってきます。
まず、心でつながる。
それから、で大丈夫
婚活だと、つい、条件のすり合わせから入りたくなります。
体調のことも、早めに「申告」しておかなきゃ、と。
でも、自然な出会いを思い出してみてください。
出会ってすぐ、自分の事情をぜんぶ開示してから、
仲良くなる人は、いませんよね。
まず、一緒にいて楽しい。
話していて、ほっとする。
そうやって、心でつながっていく。
その積み重ねがあってから伝えるほうが、
相手も、あなたという人を、まるごと受け取りやすい。
心が先で、こみ入った話は、そのあと。
焦って先に出さなくて、大丈夫です。
「言わなきゃ」に、
追われなくていい
迷っている方ほど、心のどこかで、
「早く言わなきゃ」と、自分を急かしています。
その「言わなきゃ」は、まじめさの表れです。
でも、まじめさに追われると、
タイミングではないところで、ぽろっと出てしまったり、
逆に、言い出せないまま苦しくなったりする。
伝えるのは、義務だからではありません。
この人になら、知っておいてほしいな。
そう自然に思えたときが、たぶん、ちょうどいいときです。
その気持ちは、関係が育つにつれて、
ふっと、向こうからやってきます。
無理にこじ開けなくて、いいんです。
伝えたあとの相手の様子も、
あなたの見極めになる
そして、もうひとつ。
打ち明けたときの相手の受け止め方そのものが、
じつは、あなたにとっての、大切な見極めの材料になります。
驚いたとしても、そのうえで、
あなたの気持ちに寄り添おうとしてくれるのか。
一緒に考えよう、という姿勢でいてくれるのか。
そういう人となら、これから先、
体調のことにかぎらず、いろんなことを、
安心して分かち合っていけます。
だから、伝えることは、引かれるかどうかのテストではありません。
この人といる自分は、安心していられるか。
それを、確かめる時間でもあるんです。
体調のことを伝えるときの、
小さな順番
- 「言うか言わないか」ではなく、「どんな関係になってから」で考える。
- まず、心でつながる。こみ入った話は、そのあとで大丈夫。
- 「言わなきゃ」に急かされない。
「この人になら知っておいてほしい」と思えたときが、ちょうどいいとき。 - 伝えるときは、深刻にしすぎず、事実として、落ち着いて。
- 相手の受け止め方も、あなたの見極めの材料にする。
*
僕は、東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。
2005年から20年、男女のパートナーシップを研究してきて、
これまで2,000人ほどの方の婚活を、そばで見てきました。
体調のことで、ずっとひとりで抱えていた方が、
心の通った相手に、自分のペースで伝えられたとき、
ふっと、肩の力が抜けていく。
そういう場面を、何度も見てきました。
伝え方に迷えるのは、あなたが、相手を大切に思える人だからです。
今の状況から近道を一緒に考える