アプリで進まなかった人が、結婚を決めるまで

成婚ストーリー
スワイプして、メッセージのやりとりをして、何度かお会いして。
それなりに動いてはいるのに、なぜか結婚のほうへは進んでいかない。
気づけば、また最初の画面に戻っている——
そんな時間を、長く過ごしてきた方がいました。

うまくいかなかったのは、あなたの魅力が足りないからではありません。
むしろ、ちゃんと結婚したいと思って、真面目に動いてきた人ほど、
そこで立ち止まりやすいのだと、僕は感じています。

これからお話しするのは、まりなびを卒業された、ひとりの女性——ここでは「Kさん」とお呼びします——の歩みです。
※ ご本人の快諾をいただき掲載しています。

似たところで足踏みしている人に、近いものとして届けばと思って書いています。

進まなかったのは、相手探しが「品定め」になっていたから

Kさんがアプリを始めたのは、30代の後半でした。

たくさんの人を見られるのはありがたい、と最初は思ったそうです。
でも、いつのまにか毎晩、条件の数字とプロフィールを見比べて、
「この人はナシ、この人は様子見」と仕分けする作業になっていた。

会えても、頭のどこかで相手を採点している。
向こうも、たぶん同じように自分を採点している。
お互いがそうやって見定め合っていると、
不思議と、どちらも次の一歩を踏み出さなくなるんです。

進まなかったのは、やり方が下手だったからではありません。
相手を「探す」ことが、いつのまにか「品定め」になっていた——
「何のために探しているのか?」そこだけ少しずれていた。それだけのことでした。

だから、もしKさんが、アプリを別のサービスや相談所に変えただけだったら、
たぶん同じ「品定め」を続けて、同じところで止まっていたと思います。
道具や場所を変えても、目的が「品定め」になったままなら、結果はそう変わりません。
Kさんが変わったのは、婚活の「場所」ではなく、その前にある「目的」のほうでした。
まりなびでお伝えしているのも、どこで出会うかではなく、
この目的——条件で値踏みする前に、「幸せになるため」から入っていく「本当の婚活」そのものです。

不安をなくすための婚活から、自分が幸せになるための婚活へ

Kさんが無料相談に来てくれたとき、最初に言ったのは、こんな言葉でした。

「もう、この条件は譲れないんです」。
年収も、年齢も、はっきりした線引きがありました。
それ自体は、何もおかしくありません。自然なことです。

ただ、よく聞いていくと、その条件の多くは、
「これくらいないと不安だから」という気持ちから来ていました。
不安をなくすための条件だったんです。

僕がしたのは、その条件を下げさせることでは、ありませんでした。
順番を、入れ替えただけです。
プロフィールの数字を確かめるより先に、
「この人といて、自分はどう感じるか」を見てみませんか、と。

心地よさのほうから入っていくと、
あとから条件も、ちゃんと納得のいくかたちで結ばれていきます。
条件を捨てたわけではなく、順番が変わっただけ——
そう話すと、Kさんは、少しほっとした顔をしていました。

攻略するのではなく、相手の言葉を「翻訳」して聞く

活動を始めても、最初のうちは、つい昔の癖が出たそうです。

相手の返信が遅いと「脈なしかな」とすぐ結論を出す。
そっけない一言に、勝手に意味を読み取って落ち込む。
そうやって、ひとりで採点をやめられずにいました。

そこで僕がお伝えしたのは、駆け引きのテクニックではありません。
男性のそっけなさは、必ずしも関心のなさではない——
そういう、男女のちょっとした感じ方の違いを、一緒に確かめていきました。

すると、Kさんは相手の言葉を、責める前に一度受け止めるようになりました。
「嫌われた」「無し」と読むのをやめて、「この人はこういう人なのかも」と。
攻略するのではなく、翻訳して聞く。
それだけで、会話のあとに残る疲れが、ずいぶん軽くなったそうです。

申し込みが来た日の、小さなステップ

  1. すぐに採点しない
    相手の想定外の行動をジャッジする前に、ひと呼吸。「どう感じるか」を確かめてからでも遅くない、と決めておく。
  2. 会う前に、相手を一度信じてみる
    「どうせ今回も」と身構えると、それは相手にも伝わります。疑いの目を、いったん下ろして向かう。
  3. 会ったあと、条件のチェックより先に、自分の感じを書き留める
    年収や肩書きのメモも残していい。ただ一緒に「どんな気持ちで過ごしていたか」も一行。その一行が、いちばん確かな判断材料になります。

僕は、東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

2005年から20年、男女のパートナーシップを研究してきて、
これまで2,000人ほどの方の婚活を、そばで見てきました。

Kさんは、半年ほどで、条件の枠の外にいた人と結婚を決めました。
まりなびはこれまでに151人が卒業し、そのうち71%が、平均11ヶ月でプロポーズを受けています。
特別なことをしたわけではありません。
相手を探す前に、自分の心が先に動く——その順番に戻っただけです。

Kさん、相手を探す前に自分の心が動く――その順番に戻って、ちゃんと決めましたね。おめでとうございます。

今の状況から近道を一緒に考える

リョージ

婚活サポート20年・成婚率71%。「心で選ぶから、理想が叶う」結婚後も幸せな結婚を一緒に探しています。

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