恋愛経験が少なくても、結婚していった人の話

成婚ストーリー

「恋愛経験が少ないから、私は結婚なんて無理かもしれない」
そう思いながら、それでも婚活を始めた人は、たくさんいます。

ずっと一人だった。お付き合いした人がほとんどいない。
人に合わせるのは得意でも、自分の気持ちを伝えるのは苦手。
そういう自分を、どこかで「結婚はほど遠い」と感じている。

これからお話しするのは、
そんなふうに、自信が持てないまま婚活を始めて、
それでも最後には、幸せな結婚をしていった人の話です。

東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

これまで、たくさんの女性の婚活に伴走してきました。
その中には、「恋愛経験が少ない」ことを気にしている方が、本当に多くいます。

先にお伝えしておきたいことがあります。
恋愛経験の少なさは、欠点ではありません。
うまくいかなかったのは、経験が足りなかったからとは限りません。
ただ、自分の心地よさを「真ん中に置く」やり方を、まだ知らなかっただけなんです。

これからお話しするのは、まりなびを卒業された、Mさんの歩みです。
※ ご本人の快諾をいただき掲載しています。

「私なんて」と言っていた頃

Mさんは、長いあいだ、ほとんど誰ともお付き合いをしてきませんでした。

このまま一人で生きていくのは、やっぱり嫌だ。
家族以外の誰かと、心を許し合える関係を持ってみたい。
そう思いながらも、どう動けばいいのか分からないまま、年だけが過ぎていきました。

人に好かれようと、いつも相手に合わせてしまう。
本心を言うのが怖くて、当たり障りのない自分を演じてしまう。
気づけば、自分が何を「いいな」と感じるのか、それさえ分からなくなっていたそうです。

「うまくいかないのは、私のどこかがダメだからだ」
そうやって自分を責める癖が、長くついていました。

つまずき ——
申し込んでも、反応がない

婚活を始めても、最初はうまく進みませんでした。

「いいね」をつけても、反応がない。
デートまで進んでも、次につながらない。
自分より後から始めた友だちが、先に決まっていくのを見て、
「やっぱり私には無理なのかな」と、何度も気持ちが折れかけた。

これは、ほとんどの方が通る道です。
ちゃんと向き合っている人ほど、一度はここで立ち止まります。

彼女もそうでした。
ただ、しんどくなったら少し休んで、好きなことで気分を入れ替えて、
それでも、歩くのを完全にはやめませんでした。

転機 ——
「たった一人でいい」と気づいた日

変わりはじめたのは、ある一言がきっかけでした。

僕がお伝えしたのは、難しいことではありません。
「結婚する相手は、たった一人ですよね」
100人に会って、99人とご縁がなくても、それでいい。
1人と出会えれば、それで婚活は終わるんです。

当たり前のことなのに、彼女はそれを聞いて、ふっと肩の力が抜けた、と言いました。
「お断りが続くのは、自分がダメだからじゃない」
そう思えたとき、お見合いそのものが、少しずつ楽になっていったそうです。

もう1つ大きかったのは、向き合う相手が変わったことです。
それまでは「相手にどう思われるか」ばかりを気にしていた。
それを少しずつ、「この人といて、自分はどう感じるか」へと、向け直していきました。

人に合わせるのをやめたわけではありません。
ただ、自分が少し心地よいと感じる瞬間、少し楽しいと感じる瞬間を、見逃さないようにしただけ。
小さな「いいな」を1つずつ拾えるようになってから、彼女の婚活は動きはじめました。

数をこなして経験を積もうと焦るより、自分や男性、婚活や結婚に対するイメージの視点を変えること。
彼女を動かしたのは、そこでした。
相手や自分を条件で見る前に、自分の心が少し「いいな」と動くところに気づき始める——
それが、彼女にとっての「本当の婚活」でした。
僕がまりなびでお伝えしているのも、テクニックや場数の前に、「どんな自分で婚活するか?」なんです。
この順番で進むと、条件もちゃんと納得のいくかたちで叶っていきます。

前に進む ——
受け止めてもらえた、と思えた瞬間

やがて、ある男性とお会いします。

最初は、恋愛感情が芽生えるとは思っていませんでした。
ただ、話していて自然体でいられて、居心地がよかった。
会うたびに、デートの計画を二人で出し合えて、
「この人とは、意見を尊重し合いながら過ごせるかもしれない」と感じたそうです。

決め手になったのは、派手な出来事ではありませんでした。
ネガティブな話をしても、逃げずに受け止めてくれた。
彼女が体調を崩したときに、そっと気遣ってくれた。
そういう、何でもない瞬間の積み重ねでした。

「飾らない素の自分でいられる」。
そう思えたとき、彼女のなかで、静かに決まっていきました。
「結婚したい」というより、「この人とは、結婚するんだろうな」。
そんな、穏やかな確信だったと言います。

そして、成婚へ

真剣交際に入ってからも、自分のテンポと相手のテンポに、少しのズレはありました。

「もっとゆっくり、慎重に進めたい」。
彼女が正直にそう伝えると、彼は気持ちが追いつくまで待ってくれた。
急かされなかったことが、何より安心だったそうです。

そうして、二人は結婚していきました。

振り返って、彼女はこう言っています。
「恋愛経験が少ないことを、ずっと欠点だと思っていた。
でも、それは欠点じゃなかった。
自分の気持ちを真ん中に置けるようになったら、ちゃんと前に進めた」

「いい人を探す」前に、
自分が心地よくいられる時間を、一つずつ集めていく。
経験の多い少ないとは、関係のないことでした。

数字のことも、
正直にお話しします

こういう話をすると、
「でも、それはうまくいった一部の人でしょう?」と思うかもしれません。
なので、数字のことも、隠さずにお伝えします。

まりなびは、これまでに151人が卒業し、
そのうち71%が、平均11ヶ月でプロポーズを受けています。

僕自身は、2005年から20年、男女のパートナーシップを見つづけてきました。
出発点は、実際に幸せな結婚をした男女50人に、直接お話を聞いたことでした。
そこから今日まで、2,000人ほどの婚活に関わってきたことになります。

その中で、恋愛経験が少ないところから結婚していった方を、何人も見てきました。
共通していたのは、テクニックを使ってもらっただけではありません。
立ち止まったときに、もう一度歩きだせるよう、そばで支える——
その積み重ねが、この結果をつくり続けています。

Mさん、自分の心地よさを真ん中に置いて、最後までやわらかく歩きましたね。おめでとうございます。

今の状況から近道を一緒に考える

リョージ

婚活サポート20年・成婚率71%。「心で選ぶから、理想が叶う」結婚後も幸せな結婚を一緒に探しています。

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