予定を決めてくれない彼に、自分の優先度を疑うとき

婚活の悩み
「来週どこか会える?」と送って、
「ちょっと予定見ておくね」で、止まる。

次の連絡を待っているうちに、何日か過ぎていく。
仕事が忙しいのは分かっているけれど、
こちらから催促するのも、なんだか違う気がして、言い出せない。

そうしているうちに、ふと、こう思ってしまう。

「私って、この人の中で、そんなに優先順位が高くないのかな」。

そう感じてしまうのは、彼のことを大切に思っているからです。

どうでもいい相手なら、予定が決まらなくても、気になりません。
心がざわつくのは、それだけ、ちゃんと前に進みたいと思っているから。

だから今日は、その「優先度を疑う気持ち」を、
むやみに「気にしすぎだよ」と片づけずに、
ここで少しだけ、一緒に見てみたいと思います。

「決めてくれない」と
「大切にされてない」は、
別のこと

予定がなかなか決まらないと、
「私のこと、後回しにされてるのかも」と感じます。

その気持ちは、とても自然です。

ただ、ひとつだけ、先にお伝えしておきたいことがあります。

「予定を決めるのが遅い」ことと、
「あなたを大切に思っていない」ことは、
実は、いつも同じではありません。

このふたつが、心の中でぴったり重なってしまうと、
彼の小さな返信の遅れひとつで、
気持ちが、必要以上に大きく揺れてしまいます。

まずは、この二つを少しだけ、離して見てみてください。

男性が、すぐに
予定を出さない時のこと

誤解をおそれずに言うと、
多くの男性は、女性が思っているのとは少し違う形で、予定を考えています。

20年、男性側からも話を聞いてきて、
理由はだいたい、ふたつに分かれます。

ひとつは、目の前のことの連続で生きていて、
気が回っていないだけ。

男性は、何かに集中していると、
ほかのことが、いったん全部飛んでしまう人が多いんです。
あなたのことが嫌になったわけではなくて、ただ、気が回っていない。

もうひとつは、余裕を持たせておきたい。

余裕を持たせておきたい、ということは、
裏を返せば、余裕がない、ということです。
仕事が立て込んでいるか、疲れているか。だいたい、そのどちらかです。

だから予定を決めきらずに、空けたまま置いておく。

どちらも、「あなたが大切じゃない」という話ではありません。

こわいのは、
「結婚しても、こうかも」
という想像

本当にしんどいのは、いまのデートのことだけではないかもしれません。

「付き合っている今でこうなら、
結婚して、子どもができたら、もっと後回しにされるんじゃないか」。

そんな先の不安が、いまの小さな出来事に重なって、
ひとつの返信の遅れが、何倍にも重く感じられる。

その想像は、あなたが先を真剣に考えている証拠です。
いいかげんな気持ちなら、そこまで考えません。

ただ、その不安を一人で大きく育ててしまうと、
彼の前で、つい責めるような言い方になったり、
逆に、何も言えずに我慢し続けたり、
どちらかに、かたよりやすくなります。

不安そのものは、消さなくて大丈夫です。
ここで一緒に見ておきたいのは、
その不安を、彼にどう「渡すか」のほうです。
以前、プレ交際中の彼から、
毎回お店を探しておいて、と頼まれる方がいました。

嫌ではないけれど、正直、少し引っかかる。
かといって「私ばかり」と言えば、責めているように聞こえてしまう。

お伝えしたのは、不快のほうを渡さないことでした。
かわりに「男性に選んでもらえると嬉しいな」と、
どうなったら嬉しいかだけを伝える。

このとき「お店選びが苦手だから」と理由をつけると、
男性はそこをそのまま受け取って、話がずれていきます。
理由は、言わなくて大丈夫です。

その方は、その回は何も言わず様子を見ました。
次に彼が決めてくれたとき、そのことをさらっと伝えた。
それだけで、続くようになったそうです。

我慢でも、責めでもなく

予定が決まらない時、多くの人は、二つのどちらかになりがちです。

ひとつは、我慢。
「忙しいんだから、仕方ない」と、自分の気持ちにふたをする。

もうひとつは、責め。
「いつも私のこと後回しだよね」と、たまった気持ちを、まとめてぶつける。

でも、どちらも、あなた自身がしんどいままです。

そのあいだに、もうひとつだけ、道があります。

「責める」でも「我慢する」でもなく、
自分の希望を、軽く、そのまま渡してみる、という道です。

たとえば、
「会えるの、楽しみにしてるんだ。だから、◯日か◯日で決められたら嬉しいな」。

これは、わがままではありません。
あなたが、彼との時間を大事にしている、という気持ちを、
そのまま言葉にしているだけです。

そしてもうひとつ、
彼が決めてくれるのを待たずに、
こちらの都合で「仮決め」してしまう、という手もあります。

決まりきった形にしなくて大丈夫です。

「いつ空いてる?」
「空いてるけど、まだ分からない」

そう返ってきたら、
「仮決めでいいから、ここに連れていって」。

近くなったら、確かめればいい。

この言い方がいいのは、
相手に「決める」という作業を、させていないところです。
空いているのだから、断る理由もありません。

そして、あなたのほうも、返事を待たなくてよくなります。
待っているあいだの、あのもやもやした時間が、
ごっそり、いらなくなるんです。

ここで、ひとつだけ
聞いてみてほしいこと

責めずに、自分の希望を渡してみる。

そう聞くと、
「そんなことを言ったら、重いと思われないかな」と、
ためらう気持ちが出てくるかもしれません。

そこで、ひとつだけ、自分に聞いてみてください。

——もし、立場が逆だったら。

彼から「会えるの、楽しみにしてる。だから日にち決めたいな」と言われたら、
あなたは、重いと感じるでしょうか。

たぶん、うれしいほうが、先に来るはずです。

自分の希望を軽く渡すことは、相手を追い詰めることとは、ちがいます。
むしろ、「あなたと会いたい」という気持ちを、
ちゃんと届けることのほうなんです。

ただ、仮決めで誘っても、二度、三度と決まらない。
そういう時は、少し別の話かもしれません。

追いかけて確かめるよりも、
他のご縁のほうにも、目を向けておいていいと思います。

深くなりたい一心で前のめりになっていると、
そこが見えなくなりがちですが、それでもです。

「優先度を疑う」気持ちが
来た時の、小さなステップ

とはいえ、不安な気持ちは、すぐには切り替わりません。
頭で分かっても、心はざわつくものです。

なので、また「私、後回しかも」が来た時のための、
小さなステップだけ、ここに置いておきます。

  1. 「決めてくれない」と「大切にされてない」を、いったん分ける。
    予定が遅い理由は、関心の薄さとは、かぎりません。
  2. 先の不安と、今の出来事を、切り離す。
    「結婚したら」の想像で、いまの返信を重くしすぎない。
  3. 責めるのでも、我慢するのでもない言い方を、ひとつ用意する。
    「楽しみにしてる。だから◯日で決められたら嬉しいな」。
  4. 立場が逆だったら、と想像してみる。
    同じことを言われた自分は、たぶん、うれしいはず。
  5. 軽く渡して、あとは待ってみる。
    一度で伝わらなくても大丈夫。重ねず、また軽く。

僕は、東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

2005年から20年、男女のパートナーシップを研究してきて、
これまで2,000人ほどの方の婚活を、そばで見てきました。

そのなかで、ずっと感じてきたことがあります。

予定がすぐ決まらないことより、
「自分の希望を、どう渡せばいいか分からない」ことのほうが、
女性を、ずっと苦しめている、ということです。

我慢して飲み込むのでも、たまった気持ちをぶつけるのでもなく、
「会いたい」を、軽く、そのまま渡せるようになると、
彼との時間は、少しずつ、変わっていきます。

今の状況から近道を一緒に考える

リョージ

婚活サポート20年・成婚率71%。「心で選ぶから、理想が叶う」結婚後も幸せな結婚を一緒に探しています。

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