いまの相談所で続けるか、乗り換えるか迷うとき

婚活の進め方

南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

結婚相談所に入って、一年、二年と経った。
担当の方には感謝している。でも、気になっていることを相談しそびれたまま、次のお見合いの日が来てしまう。
「このまま続けるか、乗り換えるか」。そう考えはじめたときのための記事です。

この記事では、何を比べればいいのかと、乗り換える前に確かめておくことをお話しします。

*

先に、この迷いが長引く理由を書いておきます。

比べる対象がないからです。

結婚相談所に入るのは、たいてい一度きりです。ほかを知らないので、いま受けているサポートが手厚いのか、そうでもないのか、自分では分かりません。
分からないから、「乗り換えるほどのことなのか」も決まらない。
しかも担当の方には、これまでの経緯を知ってもらっている。お世話にもなっている。替えるのは悪い気がする。

そうやって迷っているあいだにも、活動の時間は過ぎていきます。
だから、比べるところを先に決めておきます。

一、相談しづらさは、
小さなところに出てくる

まず、いまの状態を確かめるところからです。

ほかの相談所で活動中の方から無料相談でお話を伺うと、似た声がよく出てきます。

  1. 時間を取ってもらうのが申し訳なくて、事が大きくなってからしか言えない。
  2. お見合いや交際の振り返りを文章で書くと誤解されそうで、手が止まる。
  3. お願いしたことを聞き直したいのに、文面が上から目線にならないか気になって送れない。

どれも、相手を気づかっているから起きることです。
ただ、こうして考えているあいだにお見合いの日が来て、相談しないまま終わってしまう。相手の状況も、待っているあいだに動いていきます。

もったいないのは、考えている時間のほうです。
小さいうちに話せていれば、事は大きくなりません。一回会うごとに振り返って「次はこうしましょう」と決めていけば、迷う場面そのものが減っていきます。

二、比べるのは、システムでなく
「お世話」のほう

次に、何を比べるかです。

同じIBJに加盟している相談所どうしなら、見られる会員のデータは基本的に同じです。検索の仕組みも、お見合いの申し込み方も変わりません。
乗り換えても、出会える相手の顔ぶれが大きく変わるわけではない。ここは先に知っておいてください。

違いが出るのは、出会ってから成婚までの「お世話」です。

  1. 会うたびに振り返って、次の一歩を一緒に決めてくれるか。
  2. 困ったときに、すぐ話せる形があるか(定期の面談、いつでも送れるメールなど)。
  3. 相手の担当とのやりとりを、こちらの気持ちを汲んで進めてくれるか。

そして、この三つを支えているのが担当者との信頼関係です。
結婚相談所でいちばん大事なのは、システムでも金額でもなく、相談できる関係かどうかだと僕は考えています。
思っていることをそのまま話せる相手なら、アドバイスもずれません。
▷ データと仲介、いいとこ取りの結婚相談所とは

三、まず一度聞いてみて、
変わらなければ比べる

では、どう確かめるか。

いまの担当の方に、一度聞いてみていいと思います。
「どこまで相談に乗っていただけるのか」「お願いしていた件はどうなっているか」。メールで構いません。
どう言い繕っても、少し事務的な、上からの文面になることはあります。そこは仕方ないところです。

聞いてみて、そこからやりとりがガラッと変わるなら、そのまま続ければいい。
変わらなければ、一から第一歩を踏み直すほうが早いこともあります。

もう一つ、一時的に二つの相談所に登録して、お世話の濃いほうを残すという方法もあります。
二つ以上に籍を置くこと自体は、システム上は可能です。ただし扱いは相談所ごとの規約によるので、それぞれの相談所で先に確かめてください。
実際に面談を受けてみると、話しやすさの違いは、説明を読むよりずっとはっきり分かります。
▷ 結婚相談所で後悔する人と、しなかった人。何が違ったのか

先に、しんどいところも
書いておきます

正直なところを書きます。

一つめ。重ねて登録するあいだは、費用が二重にかかります。
入会金も月会費も、両方で発生します。だらだら続けず、比べる期間を先に決めておくほうがいいです。

二つめ。乗り換えると、これまでの経緯を話し直すことになります。
いまの担当の方は、あなたのこれまでを知っている。それは確かに強みです。新しい担当とは、最初の一歩から組み立て直すことになります。

三つめ。聞き直したことで、関係が少しぎくしゃくするかもしれません。
それは、あります。ただ、そのあとのやりとりも含めて、相談できる関係かどうかが見えてきます。

それから、よくいただく質問にも先に答えておきます。

「お世話になっているのに、替えるのは失礼ではないですか」

感謝していることと、合う形で活動を続けることは、両立します。
相談所は、結婚まで伴走するためにあります。合わないと感じたまま時間を使うほうが、お互いにとってもったいないことです。
▷ 結婚相談所は怖い・勧誘される、が不安で踏み出せないあなたへ

実際に、
どう変わっていったか

いまの相談所で活動しながら、無料相談に来られる方は少なくありません。
「こんなことで時間を取ってもらうのは悪い」「うまく文章にできない」。そう言って、話しそびれたことを抱えたまま来られる方が続いた時期もありました。
話しそびれていたことが一つ言葉になると、次に何をするかも決まっていきます。

成婚された方の言葉も、ご紹介します。

特に印象が残っているのは何度もリョージさんに同じ質問をしていた時期がありましたが、毎回、嫌な顔をせずにちゃんと答えてくれたのがすごくありがたかったですし、自分の中で整理が出来て解決することが出来ました。(H.Sさん・40代前半)

H.Sさんは、ほかの婚活サポートを受けたあとに、まりなびに移ってこられた方です。
同じ質問をくり返しながら、ご自身で整理をつけていかれました。入会から一年で成婚退会されています。

なんとなく、誰かに言うほどでもない、はっきりとした原因も分からないモヤモヤした気持ちの時も、セッションでお話すると明るい気持ちになれました。(Aさん・40代前半)

こちらの方は、原因がはっきりしないうちに話してくださっていました。
事が大きくなる前に話せると、活動も止まりません。六ヶ月で成婚退会されています。

※ ご本人の快諾をいただき、個人が特定されない形で掲載しています。

数字で言えること、
言えないこと

「ほかの相談所から移ってきた方の成婚率」——そういう数字は、うちにはありません。
移ってこられた経緯を分けて集計していないので、作りません。

かわりに、手元にある数字を出します。

まりなびを卒業された方の71%が成婚されています。
定義は「創業以来の累計。成婚者数 ÷ 会員数」です。
プロポーズまでは平均11ヶ月でした。

なぜこの数字になるのか、サポートの中身も書いておきます。
まりなびでは、定期のセッション(スタンダードプランなら月に一回、五十五分)に加えて、メール相談をいつでも受けています。
一回会うごとに振り返って、次の一歩を決める。入会から卒業まで同じ担当が伴走するので、事情を毎回説明し直さずに、小さいうちに話していただけます。

見直すときの、
小さな手順

  1. 話しそびれたことを、一つ書き出す。
    大きなことでなくて構いません。「言うほどでもない」と思ったものほど、書いておきます。
  2. いまの担当の方に、メールで一度聞いてみる。
    どこまで相談に乗ってもらえるか。お願いしていた件はどうなっているか。文面が事務的になっても構いません。
  3. そのあとの、やりとりの変化を見る。
    変わるなら、そのまま続ける。変わらなければ、比べる準備に入ります。
  4. 比べるなら、期間を先に決めておく。
    重ねて登録するなら、規約をそれぞれで確かめて、何ヶ月で決めるかを置いておくと迷いません。
  5. 残すほうは、「話しやすかったほう」で選ぶ。
    システムはほぼ同じです。話しやすさで決めて構いません。

一度、
考えてみてほしいこと

最後に、ひとつだけ持ち帰っていただきたい問いがあります。

「この一ヶ月で、誰にも話しそびれたことはありますか」

担当の方を採点するための問いではありません。
すぐに一つ思い浮かぶなら、そこが、いまの活動で見直すところです。
話しそびれた理由が「時間を取らせるのが悪い」なのか、「どう書けばいいか分からない」なのか。そこも一緒に見ておくと、何を変えればいいかがはっきりします。
思い浮かんだら、それを誰に話したいか。そこまで考えてみると、続けるか乗り換えるかも、自然と見えてきます。

*

2005年から20年、これまで2,000人ほどの方の婚活を、そばで見てきました。

最後の一人にまっすぐたどり着く方に共通しているのは、小さなことを、小さいうちに話していたことです。
相談できる相手がいると、婚活はずっと軽くなります。

まずは、話しそびれたことを一つ、言葉にするところから始めましょう。

まず自分で確かめたい方は、小冊子から

いまの活動を、一度一緒に見直したい方へ

リョージ

婚活サポート20年・成婚率71%。「心で選ぶから、理想が叶う」結婚後も幸せな結婚を一緒に探しています。

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