南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。
いろいろなことが重なって、気持ちが落ちている日。
彼に話したいけれど、「重いと思われないかな」「迷惑かな」と考えて、飲み込んでしまう。
思い切って話せたあとも、「嫌だと思われたかな」が残る。
この記事では、落ち込んだ日に、彼に弱っている自分を見せていいのか。見せるなら、どう話すと届きやすいのかをお話しします。
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このご相談をいただくと、たいてい最後はこう聞かれます。
「言うほうがいいんでしょうか。言わないほうがいいんでしょうか」。
ここで、いったん立ち止まってみてください。
いいか悪いかで考えるから、答えが見つからないんです。
どちらを選んでも「あれでよかったのかな」が残ります。
先に考えてほしいのは、別のことです。
どんなふうに毎日を過ごしている自分だと、楽なのか。
そこから考えると、多くの方が「思ったことや不安なことを、相談できるほうがいい」とおっしゃいます。
じゃあ、そうしましょう。
そのうえで、話し方を三つに分けてお伝えします。
一、「迷惑かな」と考えるのは、
相手を思う力です
話す前に「相手がどう思うか」を考えすぎてしまう。そういう癖を気にされる方は多いです。
でも、相手がどう受け取るかを先に考えられるのは、すばらしいことです。自分のことで手いっぱいの人のほうが、ずっと多いですから。
ただ、その力が「迷惑をかけていないか」のほうに向きやすい。それだけのことです。
だから、向きだけ変えます。
「どうなったら、自分は嬉しいか」のほうへ。
たとえば、「悩みを聞いてもらって、大丈夫だよと言ってもらえたら嬉しい」。
そこまで出てくると、「じゃあ、ちょっと話してみようかな」に自然となっていきます。
迷惑かどうかを考えているあいだは、なかなかこうはなりません。
▷ 「気が強い」と思われたくなくて、言えなくなる
二、話してもらえると、
彼のほうも安心します
次に、彼の側から見てみます。
「なんだかよく分からないけれど、元気がなさそう」。
この状態で一緒に過ごすほうが、男性にとっては落ち着きません。
何があったのか分からないので、手の出しようがないからです。
「そういうことを考えていたんだね」と分かれば、彼は安心します。
そして男性は、頼られると、力になりたくなるところがあります。
弱っているところを見せると、申し訳ない気持ちになるかもしれません。
でも、そこで「悪いな」と引っ込めるより、聞いてもらえたら「ありがとう、楽になった」と返すほうが、彼にとっては嬉しいものです。
いつも泣き言ばかり、という方はまずいません。
落ちている日ぐらい、お互いに受け止め合えばいいと、僕は思っています。
三、話すのは
「自分の状態」だけでいい
では、どう話すか。
ポイントは二つです。
一つめ。話すのは、自分の状態だけにします。
「今日は少し落ちてる」「疲れていて、不安になってる」。これが弱音です。
ここに「最近かまってくれないから」と相手の話が混ざると、聞く側には責められているように届きます。
伝えるのは「私はこうだった」まで。相手への注文は、また落ち着いた日に別で話します。
二つめ。最初に一言、添えておきます。
「解決しなくていいから、ちょっと聞いてほしい」。
男性は話を聞くと、つい答えを出そうとします。先にこの一言があると、彼は「今日は聞けばいいんだな」と分かって、構えずに聞けます。
▷ もやもやを伝えていいのか、わがままなのか迷うとき
先に、しんどいところも
書いておきます
正直なところを書きます。
一つめ。話した日の夜に、「言わなきゃよかった」と思うことはあります。
慣れていないことをしたあとは、誰でもそうなります。気持ちが揺れ戻っているだけで、話したことまで取り消す必要はありません。
二つめ。一度で、ちょうどよく受け止めてもらえるとは限りません。
励ましや解決策が返ってきて、「そういうことじゃないのに」とすれ違うこともあります。それも、力になりたい気持ちの表れです。何度かやりとりするうちに、お互いの受け止め方が揃っていきます。
三つめ。毎日となると、話は変わります。
年中ずっと泣き言、となれば、さすがに聞く側も疲れます。ここでお話ししているのは、落ちている日のことです。
それから、よくいただく質問にも先に答えておきます。
「話したあと、嫌だと思われたかなと不安になったら?」
次に会ったとき、彼がいつもどおり接してくれていたら、それが答えです。
不安なら、こちらから「この前は聞いてくれてありがとう」と一言伝えておく。それで十分です。
▷ 伝えても伝わらない、が積もってしんどいとき
実際に、
どう変わっていったか
以前、いろいろなことが重なって気持ちが落ちた時期に、彼に話していいのか迷う、というご相談が何度か続きました。
共通していたのは、話す前から「呆れられないか」「重いと思われないか」を考えて、最初は取り繕ってしまうことです。
それでも少しずつ本音を話してみると、彼は評価をせずに、そのまま聞いてくれた。
話せたことで落ち着いて、「もう少しやってみようかな」と思えるところまで戻ってきた方もいました。
成婚された方の言葉も、ご紹介します。
彼には本音が言えて、飾らない素の私で居られると思うようになった頃です。ネガティブな話も受け止め、逃げずにしっかり話し合える人だと思った時は、結婚してからも一緒に相談・協力しながら乗り越えることができるだろうと思いました。(A.K.さん・40代後半)
「結婚したい」と思った瞬間の答えです。弱いところを話したときの受け止め方が、決め手になっています。八ヶ月で結婚が決まりました。
真剣交際の打診をいただき、OKしたものの気持ちがなかなか追い付かず悩んでいることを素直に打ち明けたところ、彼も少し焦り過ぎたところもあったかもしれないと、きちんと受け止めてくれました。(A.S.さん・30代後半)
こちらの方は、迷っている気持ちをそのまま話したところから、二人の歩幅が揃っていきました。十一ヶ月で結婚されています。
試すために話すのではありません。ただ話してみると、この先も一緒にいられる相手かが、自然と見えてきます。
※ ご本人の快諾をいただき、個人が特定されない形で掲載しています。
数字で言えること、
言えないこと
「弱音を話した方のほうが成婚しやすい」——そういう数字は、うちにはありません。
会員の方が彼に何を話したかを集計することはしていないので、作りません。
かわりに、手元にある数字を出します。
まりなびを卒業された方の71%が成婚されています。
定義は「創業以来の累計。成婚者数 ÷ 会員数」です。
プロポーズまでは平均11ヶ月でした。
なぜこの数字になるのか、サポートの中身も書いておきます。
まりなびでは、気持ちが落ちたときに何を考えているのかを、面談で一緒に言葉にします。
そのうえで、彼に伝える一言を一緒に考える。男性の僕から見て、それが彼にどう届くかもお伝えします。
入会から卒業まで同じ担当が伴走するので、前の話から続けて相談できます。
落ち込んだ日の、
小さな手順
- 「今日は少し落ちてる」と、自分で言葉にしてみる。
理由まで整理できていなくて構いません。気づくだけで、飲み込むか話すかを選べるようになります。 - 「どうなったら嬉しいか」を、一つだけ思い浮かべる。
「大丈夫だよと言ってもらえたら」くらいで十分です。 - 話しはじめに、一言添える。
「解決しなくていいから、ちょっと聞いてほしい」。 - 話すのは、自分の状態だけにする。
「なんで」で始まる言葉が出そうになったら、それは落ち着いた日に別で。 - 聞いてもらえたら、「ありがとう、楽になった」で閉じる。
彼にとっても「聞いてよかった」が残るので、次も話しやすくなります。
一度、
考えてみてほしいこと
最後に、ひとつだけ持ち帰っていただきたい問いがあります。
「落ち込んだ日、どんな言葉をかけてもらえたら、少し楽になりますか」
彼がその言葉をくれるかどうかを確かめるための問いではありません。
自分が何をしてもらえたら嬉しいのかが分かっていると、話しはじめる一言が、ぐっと出しやすくなります。
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2005年から20年、これまで2,000人ほどの方の婚活を、そばで見てきました。
外では、どうしてもちゃんとしていようとします。
だからこそ、張っていた気持ちがほどける場所があると楽になります。
その場所を二人で持てることは、一人では味わえない幸せの一つです。
弱っている日も、一緒に過ごせる相手と出会っていきましょう。
まず自分で確かめたい方は、小冊子から
一人で抱えているなら、話しに来てください