いい感じだったのに、自然消滅してしまったとき

婚活の悩み
何回か会って、会話もはずんで、
「この人、いいかもしれない」と思いはじめていた。それなのに、いつのまにか連絡の間が空いていって、
気づけば、どちらからも、何も送らなくなっていた。

いい感じだと思っていたぶんだけ、こういう終わり方は、ちょっともったいないですよね。

何も言われないまま消えると、なんとなく区切りもつけられない。

今回は、自然消滅について、一緒に見ていきたいと思います。

消えた理由を、
自分の中だけで探さない

自然消滅のあとに、いちばん多いのが、これです。

「あの時、ああ言わなければよかったのかな」
「もっと、こうしていればよかったのかな」

会った日のことを何度も巻き戻して、
消えた理由を、自分の中だけで探してしまう。

その気持ちは、よく分かります。
原因がわかれば、次は失敗しないで済む気がするから。

でも、お伝えしておきたいことがあります。

相手が連絡をしなくなった理由はたいてい、
あなたが思っているところにはありません。

あなたの「あの一言」のせいで消えた——
そういうことは、実はほとんどないんです。

男性の中で、
何が起きていたのか

では、向こうの中では何が起きていたのか。

少し男性側の話をします。

「いい感じだな」と男性が感じている時ほど、
じつは彼の中では、慎重さや迷いも一緒に動いています。

ここで嫌われたくない。
変なことを言って関係を壊したくない。

そう思うと、男性はかえって動けなくなることがあります。

次にどう誘えばいいか分からなくなって、
連絡しようと思いながら、一日延ばす。
それが二日になり、一週間になる。

そして、間が空きすぎたことで、
今さら連絡しづらくなって、そのまま止まってしまう——

これは、あなたへの気持ちが消えたからではありません。
彼が、自分の側で、勝手に止まってしまっただけのことが多いんです。

冷たくされたわけでも、嫌われたわけでもない。
ただ向こうの段取りが、途中で止まった。
そういうことが、よくあります。

「私のせいで消えた?」を、
いったん下ろす

次は、自分の気持ちを確かめてみてください。

自然消滅のあと、
「私のせいで消えてしまった?」と感じているなら、
それは、いったん下ろして大丈夫です。

二人のあいだのことは、二人で起きていることで、
片方だけのせいで終わるということは、ほとんどありません。

それにもし、ほんの少しのことで止まってしまう相手だったなら、
その先、長く一緒に歩いていくには、
どちらにしても難しかったかもしれません。

「私が悪かった?」と自分を責めることと、
「次はこうしてみよう」と前を向くことは、
似ているようで、別のものです。

「私が悪かった?」は、止まったところをぐるぐる回り続けます。
「次はこうしてみよう」だけが、少し先へ進ませてくれます。

原因さがしの輪から、
そっと出る

自然消滅がしんどいのは、
「終わった」とも「続いている」とも言えない、
宙ぶらりんな感じが残るからです。

その宙ぶらりんを埋めようとして、
人はつい、原因さがしを始めます。

あの返信が遅かったから。
あの店を選んだから。
あの話をしてしまったから。

ひとつ思いつくと、また次が出てきて、
気づけば、同じところを何周もしている。

でも、いくら回しても、答えは出ません。
相手の中で止まったことの答えは、あなたの中には、ないからです。

だから、原因さがしの輪に入りそうになったら、
「これは、答えの出ない問いだった」と、思い出してください。

思い出すだけでいいんです。
その時人は、その輪から少しずつ出られます。

もう一度、
「楽しい」のほうへ向き直る

自然消滅のあとに大事なのは、
「次こそ失敗しないように」と身構えることでは、ありません。

身構えれば身構えるほど、次の出会いも、
「また消えるかもしれない」という不安からのスタートになってしまう。

そうではなくて、向き直りたいのは、
「どうしたら、楽しい時間になるかな」のほうです。

人と会うこと自体を楽しめるようになると、
自然と相手の小さな迷いや段取りの遅さにも、
前ほど、振り回されなくなります。

ご縁があってもなくても、
「幸せのほうへ歩いている」感じがあると、
うまくいかない出会いも、前ほどこわくなくなる。

消えた一人を、追いかけ直さなくて大丈夫です。
あなたが向き直るのは、相手ではなく、自分の進む方向のほうです。

消えた相手を、
追いかけ直さない

ときどき、こう思う人がいます。

「もう一度、私から連絡してみようかな」
「ちゃんと聞けば、戻ってくるかもしれない」

その気持ちは、自然なものです。
でも、消えた道を、わざわざ戻る必要はありません。

立ち止まることと、引き返すことは違います。

ここで戻ってしまうと、
止まった理由を、また自分のなかで探し直すことになって、
さっきの「原因さがしの輪」にまた入ってしまう。

来た道を戻るのではなく、
そのまま少しだけ先へ。

それくらいの歩幅で、十分です。

「また消えた」と思った時の、
小さなステップ

とはいえ、「明日からすぱっと切り替える」なんて、無理な話です。
心は、きっとすぐには上を向かないでしょう。

なので、また「自然消滅したかも」が来た時のための、
小さなステップだけ、ここに置いておきます。

  1. 消えた理由を、自分の中だけで探さない。
    止まったのは、たいてい相手の側。あなたの「あの一言」のせいではありません。
  2. 「私のせいで消えた」を、いったん下ろす。
    二人で起きたことを、片方だけのせいにしない。
  3. 原因さがしの輪に入りそうになったら、思い出す。
    「これは答えの出ない問いだ」と思い出すだけで、少し抜けられます。
  4. 追いかけ直さない。来た道を戻らない。
    立ち止まるのはOK。引き返すのは別のことです。
  5. 「楽しい」のほうへ、向き直る。
    次の不安をなくすためではなく、幸せのためにまた歩きだす。

僕は、東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

2005年から20年、男女のパートナーシップを研究してきて、
これまで2,000人ほどの方の婚活を、そばで見てきました。

そのなかで、何度も見てきたことがあります。

自然消滅は、あなたに魅力がなかったから起きるのでは、ありません。
相手の側で、ちょっとした迷いや段取りが止まっただけ——
そういうことが、本当に多いんです。

だから、消えた一人を理由に、
自分のことを下げないであげてください。

「私のせいかも」が、心のどこかに残っているなら、
その「かも」は、たいてい当たっていません。

7つの質問に答えて近道を知る

リョージ

婚活サポート20年・成婚率71%。「心で選ぶから、理想が叶う」結婚後も幸せな結婚を一緒に探しています。

関連記事

特集記事

TOP
CLOSE