友だちの結婚報告がしんどい、を責めなくていい

婚活の悩み

スマホに、友だちからの結婚報告。
「おめでとう!」とすぐに返したのに、
画面を閉じたあと、胸の奥がきゅっとなる。

うれしいはずなのに、しんどい。
祝福したい気持ちはほんとうなのに、
同じくらい、自分のことが心配になってしまう。

そんな自分に、また少し落ち込む。
「私、心が狭いのかな」

その気持ち、責めなくていいです。
あなたは、心が狭いわけでも、ひねくれているわけでもありません。

むしろ
友だちの幸せをちゃんと喜べる人ほど、
そのあとで、自分の番を考えて、静かにしんどくなる。

それは、あなたがまじめに、自分の人生に向き合っている証拠です。

友だちの結婚報告が
しんどいのは、
あなたの心が狭いからじゃない

人の心って、うれしいことより、
「困ったこと」のほうに、ずっと敏感にできています。

これは性格の問題じゃなくて、もっと根っこの話。
危ないこと・困ったことにすぐ気づけるからこそ、
人はここまで生きのびてきた。だれの中にもある、自然な心のしくみです。

だから、友だちの結婚報告を受け取った瞬間、
心は反射的に「私は大丈夫かな?」のほうへ向かう。

うれしい気持ちより、
「取り残されるかも」という不安のほうが、つい大きく感じられる。

これはあなたが冷たいんじゃありません。
心が、ちゃんと働いているだけです。

「つい比べてしまう」の正体

もうひとつ、種明かしをしておくと。

わたしたちは小さい頃から、
たくさんの「○と×」の中で育ってきました。

テストにも、通知表にも、まわりの目にも。
「これが正しい」「これはダメ」って、いつも答えがあった。

その癖は、大人になっても残っています。
だから、つい自分と人を「正しい・間違っている」で見てしまう。

35歳なら結婚していて、子どもがいて、それが「普通」。
そこからずれている自分は、「間違っている」気がしてくる。

——これが、「つい比べてしまう」の正体です。

でも、ここが大事なところ。
あなたは本当に間違っているわけじゃありません。
ただ、心が勝手に「×」をつけてしまっているだけ。
言ってみれば、心の癖です。

そして、その「×」に反応して、落ち込む。
起きてもいない未来を思い描いて、先に胸を痛めている。
そんな状態なんです。

落ち込まないようにするほど、
また比べてしまう

こういう時、世の中にはたくさんのアドバイスがあります。

「SNSを見ない」「人は人、自分は自分」
「今あるものに感謝する」「自分を好きになる」——。

どれも、まちがっているとは限りません。
実際、その時はちょっとラクになる。

ただ、しばらくするとまた、
別の友だちの報告や、ふとした瞬間に、同じところへ戻ってくる。

なぜか。

それは、「しんどい気持ちを消すため」にやっているから。
そうすると、落ち込みを取り除こうとするたびに、自分を「落ち込んでいるダメな自分」として扱うことになります。

これでは、落ち込むほうがいつもの自分になってしまって、いずれ疲れてしまいます。

「こうあるべき」を疑ってみる

「比べてしまう」時、心の中ではこう思っています。

「みんなはこうなんだから、私もこうあるべき」。

その「べき」の根っこは、たいてい「世間的に普通だから」。
つまり、自分でそう決めたわけじゃなく、まわりに合わせている。

まわりに合わせているあいだは、
じつは、ちょっとだけラクなんです。
「普通がこうなんだから、しかたない」と、自分の外に理由を置けるから。

でも、ラクな代わりに、現実は何も動かない。
そして「こうあるべき」の一本道だけになって、
だんだん、息がつまってくる。

だから、いったん「べき」を、いちど疑ってみる。
「みんながこうだからといって、
本当に自分もそうじゃなきゃダメなのか?」って。

そのうえで、聞いてみてほしいんです。

「私は、どんなふうになれたら、本当はうれしいんだろう」って。

比べる気持ちは消さなくていい
出番がなくなるだけ

「比べないようにしよう」と頑張る必要は、ありません。

考えてみてください。
心から「こうなりたい」と思えるものが見つかった時、
人は、人と比べているヒマがなくなります。

好きなことに夢中になっている時、
となりの誰かと自分を比べたりしませんよね。

比べる気持ちは、消そうとして消えるものじゃない。
でも、「なりたい自分」のほうに心が向きはじめると、
比べる場面そのものが、自然と減っていきます。

無理に手放すんじゃなくて、
出番がなくなる。それだけのことなんです。

やり方を変えるより先に、変わるのは「気持ち」のほう。

しんどくなった時の小さな手順

とはいえ、「明日から落ち込まない」なんて、無理な話です。
心は、すぐには切り替わってくれません。

なので、また友だちの報告でしんどくなった時の、
小さな手順だけ、ここに置いておきます。

  1. 落ち込むのは当たり前。
    まず、無理に明るくしなくて大丈夫。
  2. ○か×かで、自分を採点しない。
    「あの子は正解、私は不正解」——その物差しを、そっと外す。
  3. 「私は、どうなれたらうれしいかな」と聞いてみる。
    結婚そのものより、「どんな毎日が幸せそうか」を思い浮かべる。
  4. もしそうなったら、どんな感じかな、と味わってみる。
    遠くから眺めるより、その中にいる自分として。
  5. そのために、今できる小さなことを、ひとつだけ。

この手順の中に、「人と比べる」は、一度も出てきません。
だからそのうち、今まではいちいち落ち込んでいたことが、だんだん気にならなくなっていくはずです。

それでも、
「なりたい自分が、よく分からない」という人も、いると思います。

それも自然なことです。

ヒントは、過去の中にあります。
これまでの毎日で、心がふっと喜んだ瞬間。
「あ、いいな」と思えた、小さな「うれしい」。
これまでに1つでもあったとすれば、明日からも1つくらいはあるはずだと思いませんか。

あったらそれを集めていく。
ちなみに——「結婚したいのかも分からない」と悩んでいる時点で、
心の奥では、ちゃんと「幸せになりたい」と思っているんですよ。
ほんとうにどうでもよかったら、悩みもしませんから。
タバコを吸っていない人が、やめられなくて悩む、なんてことがないのと同じです。

で、一体僕は何者なのか?
ご挨拶が遅れました。
東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

20年、男女のパートナーシップを研究してきて、
たどり着いたのは、とてもシンプルなことでした。

幸せな結婚をしていく人は、
特別な何かを持っていたわけじゃありません。
ただ、「不安をなくすため」じゃなくて、
「幸せになるため」に出会いを求め始めた。それだけです。

この続き——
「なぜ、人と比べて落ち込んでしまうのか」を、
LINEのほうでも、もう少しゆっくりお話ししています。

7つの質問に答えると、
今のあなたに必要な、ひとつの気づきが受け取れる診断もあります。

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しんどい夜に、ひとりで抱えなくていいように。
のぞきに来てください。

リョージ

婚活のやり方や場所を変えてもうまくいかない時に、読んでみて下さい。

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