条件のいい人が来ると、気持ちが追いつかないとき

婚活の悩み

年収も、お仕事も、申し分ない。
お会いした感じも、悪くない。

頭では、はっきり分かっている。
「この人は、いい人だ」と。

なのに、気持ちのほうが、ついてこない。
ときめくでも、嫌うでもなく、ただ、しんとしている。

「これだけ条件がいいんだから、決めなきゃ」。
そう思うほど、自分の心が、どこかへ行ってしまう。

そのとまどいは、わがままでも、贅沢でもありません。

むしろ、あなたが、条件だけで人を決めようとしていないから、
気持ちが、立ち止まってくれているんです。

今日は、その「気持ちが追いつかない」を、少しほどいてみたいと思います。

条件に惹かれること自体は、
おかしくありません

まず、安心してほしいことがあります。

年収や肩書に、心が動く。
それ自体は、ごく自然なことです。

人として、頼もしさや安心感に惹かれるのは、当たり前のこと。
それを「打算だ」と責める必要は、まったくありません。

だから、条件に惹かれる自分を、否定しなくていいんです。
問題は、惹かれることではなく、その「次」にあります。

「いいから決めなきゃ」が、
気持ちを止めている

気持ちが追いつかなくなるのは、たいてい、
「条件がいいんだから、決めなきゃ」と、自分を急かしているときです。

「これを逃したら、もったいない」。
「こんな人、もう来ないかもしれない」。

そう思うほど、気持ちは「決めなきゃ」に追い立てられて、
本当はどう感じているのかが、見えなくなっていきます。

条件で「決めなきゃ」と動くのは、品定めと同じ。
頭で採点しているあいだは、心は、なかなか動いてくれません。

「好きかどうか」より、
「一緒にいる自分が心地よいか」

そこで、見る場所を、少しずらしてみてください。

「この人を、好きかどうか」を考えると、
たいてい、よけいに分からなくなります。

そうではなく、
「この人といるときの自分が、心地よいかどうか」

話していて、自然に息ができる。
気をつかいすぎず、自分を作らずにいられる。
会ったあと、心が重くない。

そういう心地よさは、条件表には出てきません。
でも、これが、気持ちがあとからついてくるかどうかの、いちばんの目印です。

条件は、捨てなくていい

ここで、よく勘違いされることがあります。

「気持ちで選ぶ、ということは、条件を諦めるってこと?」
そうではありません。

条件は、捨てなくていいんです。下げる必要も、ありません。

ただ、順番だけ——
心地よさを先に見て、そのうえで条件を見る。
それだけで、気持ちと条件が、けんかしなくなります。

心が先に動いた相手なら、
あとから条件を見ても、ちゃんと納得のいくところに収まっていく。
順番を変えるだけで、両方、手に入ります。

気持ちが追いつかないときの、
小さな手順

「いい人なのに、心が動かない」。そう感じたら、この順番を思い出してみてください。

  1. 条件に惹かれる自分を、責めない。
    頼もしさに惹かれるのは、自然なこと。否定しなくて大丈夫。
  2. 「決めなきゃ」を、いったん下ろす。
    急かすほど、本当の気持ちは見えなくなります。
  3. 「好きか」より「一緒にいる自分が心地よいか」で見る。
    自然に息ができるか。会ったあと、心が軽いか。
  4. 条件は、心地よさのあとに見る。
    捨てるのではなく、順番を変えるだけ。
  5. それでも動かないなら、無理に決めない。
    追いつかない気持ちには、たいてい理由があります。

僕は、東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

2005年から20年、男女のパートナーシップを研究してきて、
これまで2,000人ほどの方の婚活を、そばで見てきました。

「条件はいいのに、気持ちが動かない」と迷っていた方が、
心地よさで見はじめたとたん、すっと心が決まっていく。
そして、条件のほうも、ちゃんと納得して結婚していかれる。
そういう場面を、何度も見てきました。

気持ちが追いつかないのは、あなたが、自分の心を大切にしている証拠です。

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リョージ

婚活サポート20年・成婚率71%。「心で選ぶから、理想が叶う」結婚後も幸せな結婚を一緒に探しています。

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