「つい、条件で相手を絞ってしまいます」
「条件で見ている自分が、ちょっと嫌になる。
でも、条件を気にしないのは無理だし——
どうしたらいいんでしょう」
そんなご相談を、よくいただきます。
先にお伝えしておくと、
条件で見るのは、自然なことです。
自分を嫌になったりしなくて、大丈夫です。
リョージです。
前回は、「いいなと思う人に、いいなと思ってもらえない」
それでも「彼がいい」と思えて結婚している人がいる、というお話をしました。
条件は、大事です
婚活をしていると、
「高望みだ」とか「条件を下げなさい」とか、
いろいろ言われます。
でも実際のところ、条件は大事です。
「これから一生懸命がんばります」
「愛する気持ちは誰にも負けません」
そう言われても、それだけでは選べませんよね。
大事なものは、大事なんです。
気持ちだけではやっていけない、という現実もあります。
この話は、なんとなくタブーのようになっていますが、
そこの交通整理がつくと、
気持ちのほうも、納得の条件のほうも、両方ちゃんとついてきます。
なぜ、条件で見てしまうのか
自分の心が動くポイントや、
男性とのコミュニケーションが
まだよくわからない状態だと、
人はどうしても
条件で判断しようとします。
写真、年齢、職業、年収、学歴。
会えたあとは、
話しやすさや、
楽しませてくれるかどうか。
・安心できそうか
・ずっと私を気にしてくれそうか
そんな視点で、
相手を見ようとします。
これは、
冷たいからでも、
高望みだからでもありません。
わからない不安を、
条件で補おうとしている状態です。
とくに、恋愛経験が少ないと、
どんな人と過ごすと楽しいのか、
居心地がいいのか、安心できるのか——
その判断材料が、まだ手元に集まっていません。
だから、目に見えるもので確かめようとします。
年収、年齢、職業。
それが安心材料になるかどうか、という見方です。
条件で測られる側は、どう感じるか
ここで、
少しだけ立ち止まって
考えてみてください。
「自分を条件で測ってくる人を、
自分は好きになれるだろうか?」
多くの人は、
そうは思わないはずです。
ということは、
「いいな」と思う彼も、
同じように感じます。
彼も、
外側の条件だけでなく、
自分の中身を見てほしい
と思っているからです。
プロフィールや初対面の段階で、
「条件で見られていそう」
「まだ分かってもらえていなさそう」
そう感じた時、
男性はそれ以上
踏み込まなくなります。
関心がないからではなくて、
踏み込んでいい確信が持てない
からです。
その結果、
やり取りが続かなかったり、
次につながらなくなったりします。
以前、お見合いの選び方はこれでよかったのか、
と迷っている方がいました。
ずっと「話しやすさ」で選んできた。
でも、「大切にしてくれそう」「頼りがい」で決める人もいるのでは、と。
お話ししながら見えてきたのは、
条件から入ると、会っている時間がチェックになってしまうということでした。
チェックをしながら、楽しむのは難しいんですね。
別の方は、選ぶ基準そのものを、順番で整理しました。
まず「いいな」が多いかどうか。条件を見るのは、そのあと。
腑に落ちたあとに残った方は、
最初に思い描いていた条件と、そんなに変わらなかったそうです。
条件のいい人なら安心、とも限らない
それに、条件のいい人を選べば安心で幸せな結婚になる、
とも限りません。
婚活をしていると、
「これだけの条件の方が、どうしてまだ結婚していないんだろう」
と思うことがあります。
理由は、会ってみないと分かりません。
プロフィールに書かれていないことが、あることもあります。
だから、条件は大事なのだけれど、条件だけでは足りない。
安心できて、信頼できる人が、納得の条件だったら、
結婚を考えられますよね。
逆に、納得の条件だけれど、
安心も信頼も危うい——それだと、やはり難しい。
安心と信頼が先で、条件はそのあと
一方で、
「彼がいい」と思えて
結婚した人たちは、
結果的に相手の条件にも
納得して結婚しています。
順番が逆だっただけです。
安心、信頼、楽しさ、
居心地のよさ——
そういうものが先にあって、
条件はそのあと。
条件を見て
心が動いたのではなく、
心が動くようになったから、
彼にもその空気が伝わり、
結果として
条件的にも納得の彼と結婚できた。
婚活だから特別、ではありません
いま書いたことは、
婚活だから特別、という話ではありません。
男女はもともと、
出会って、仲良くなって、好きになって、
それが愛情に変わって、安心して、信頼して、結婚する。
そういうプロセスで進んでいます。
心が先で、納得の条件はあとからついてくる。
この順番は、入り口が婚活であっても変わりません。
なのに婚活になると、
急に「条件を下げる」「高望みするな」という話になってしまう。
条件を初めからいじる前に、
まずは別のところから入ってみてください。
「どうしても条件で見てしまう」
その感覚が
なかなか抜けないとしたら、
それは性格の問題ではありません。
女性としての防衛本能と、
今の向き合い方が
今の自分に合っていないだけ
かもしれません。
少し立ち止まって、
見直すタイミングに
来ているだけです。
まず、「いいな」と思う人の好みを知る
「いいな」と思う人が、
どんな女性を「いいな」と思うのか。
そこを知るところから始めてみてください。
自分の好みや条件は、もうだいたい分かっているはずです。
分かっていないのは、相手のほうの好みです。
わからなければ、
マッチングシステムで「いいね」を押して、反応を見てみる。
会えた時に、好きな食べ物から聞いてみる。
そのまま、好きな女性のタイプまで聞いてしまってもいい。
ひとりで難しければ、
はじめから、
その道の専門家に
聞いてしまうのも、ひとつです。
今の状況から近道を一緒に考える