一度あきらめかけて、それでも結婚が決まった話

成婚ストーリー

「もう、やめどきかもしれない」
そう思った瞬間が、何度かあったそうです。

申し込んでも反応がなくて、お会いできても次につながらない。
まわりは先に決まっていって、自分だけが、同じ場所にずっと立っている気がする。
そのうち、心のどこかで「私には縁がなかったんだ」と、結論を出しそうになる。

これからお話しするのは、
そんなふうに一度は婚活から離れかけて、
それでも最後には、幸せな結婚をしていった人の話です。

東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

ここに書くのは、まりなびを卒業された、Yさんの歩みです。
※ ご本人の快諾をいただき掲載しています。
似たところで立ち止まっている人に届けば、と思って書いています。

出会う前の、長く続いた「うまくいかない」

Yさんが婚活を始めたのは、40代に入ってからでした。

きっかけは、ささやかなことだったそうです。
同年代の友人が次々に結婚していくのにふと気づいて、
「このままでいいんだろうか」と立ち止まった。
昔お付き合いしていた相手が結婚した知らせを偶然見てしまって、
言葉にならないほど落ち込んだ日もあった、と話してくれました。

最初はアプリを使い、その後、結婚相談所にも入りました。
でも、なかなか前に進まない。
相談しても「相性ですからね」とふわっとした言葉が返ってくるだけで、
何をどう直せばいいのか、自分でも分からないまま、時間だけが過ぎていく。

「自分のやり方が、どこか間違っているのかもしれない」。
そう感じながらも、その「どこか」が分からないのが、いちばん苦しかったそうです。

一度、婚活から離れた

Yさんは一度、婚活をやめました。

きっぱり決めたというより、気力が続かなくなった、という感じだったそうです。
頑張っても結果が出ない自分が、だんだん嫌になっていく。
「やるだけやったけれど、私には縁がなかったのかもしれない」。
そう自分に言い聞かせて、活動から離れました。

しばらくは、それで気持ちが楽になったそうです。
好きなことをして、楽しいことで時間を埋めて。
けれど、心のどこかにぽっかり穴が空いたような寂しさは、消えなかった。
このまま一人で年を重ねていくのかな、という思いが、ふとした瞬間に戻ってくる——

立ち止まっていた人は、決して怠けていたわけではありませんでした。
むしろ真剣に向き合ってきたからこそ、一度疲れて、離れたんです。
これは、ちゃんと頑張ってきた人ほど通る道だと、僕は思っています。

転機は「もう一度だけ」の小さな気持ち

Yさんがまた動きだしたのは、大きな決意があったからではありませんでした。

たまたま目に留まったメルマガと、短いオンラインのお話。
それを「なんとなく」覗いてみた、というところから始まっています。

そこで聞いた話のなかに、こんな言葉がありました。
「どうすればいいか、ではなく、自分がどうなっていたいか」。
うまくいく方法を探すのをやめて、自分の向かいたい先のほうを見る——
それまで考えたこともなかった、と言っていました。

もう一度、頑張る。それだけだったら、たぶん同じところで止まっていました。
場所を変えても、道具を変えても、婚活に対する気持ちが同じなら、行き着く先も同じだからです。
変わったのは、頑張りの量ではなく「婚活や結婚に対するイメージ」でした。
相手や自分を条件で見る前に、まず心からつながりにいく——入り方そのものを変えた。
僕がまりなびでお伝えしているのも、まさにそこです。

それにほとんどの女性が、本当は心のつながりや安心感を望んでいます。
だからこそ条件に縛られていく、という矛盾を抱えています。

無料相談に来てくれたとき、Yさんはまだ半信半疑でした。
「また同じことの繰り返しになるんじゃないか」と。
僕はただ、これまでどこで止まっていたのかを、一緒に整理しただけです。
そして、一年後に幸せな結婚ができるように伴走します、とお伝えしました。

伴奏では、特別なテクニックをそれほど渡したわけではありません。
歩き続けられるようにそばにいて、ズレそうになったら結婚の道のほうに戻ってもらう——
僕がしたのは、それだけです。

前に進んでいった、気持ちの変化

活動を再開してからも、平らな道ではありませんでした。

いいなと思える人になかなか出会えない時期もあったし、
やる気が失せて、休みたくなる日もあった。
そういうとき、Yさんは無理に走らず、いったん離れて好きなことをして、
また戻ってきました。「やめはしなかった」んです。

途中で、ひとつ大きな変化がありました。
最初は「このままじゃまずい」「取り残されたくない」という気持ちが原動力でした。
それが、活動を続けるうちに、その気持ちが変わっていった。

「自分はどうなりたいのか」を考えるうちに、
不安をなくすための婚活ではなく、自分が幸せになるための婚活に変わっていった、と。
そうなってから、お見合いそのものが、楽しくなったそうです。

それから、相手を見る目も少しずつ変わっていきました。
入会した頃は、年収はこれくらい、年齢はこのあたり、とはっきりした条件を持っていた。
それ自体は、自然なことです。
ただ、いろんな方とお会いするうちに、
「自分がいかに狭い基準で人を見ていたか」に気づいた、と振り返っています。

条件を捨てたわけではありません。
チェックリストで採点するより先に、
「この人といて、自分はどう感じるか」を見るようになった、ということです。

「この人かも」と思った、何でもない瞬間

今のお相手は、もともと条件の枠の外にいた人でした。
一度は対象から外しかけた年下の男性から、久しぶりに申し込みが来た。
まりなびの卒業生に「結婚相手は必ず現れるよ」と励まされていたこともあって、
ためしに会ってみることにしたそうです。

決め手は、ドラマみたいな場面ではありませんでした。

ネガティブな話をしても、受け止めてくれた。
体調を崩したとき、自然に気づかってくれた。
長く一緒にいても疲れず、まだ話していたいと思えた。
気づけば、家族にも言えないことまで、自然に話していた。

「結婚したい」というより、「この人と結婚するんだろうな」。
そんな静かな確信として、それは彼女にも訪れたそうです。

時間はかかりました。
でも、その回り道のすべてが、
「自分にとって本当に大事なものは何か」を教えてくれていた——
振り返って、Yさんはそう話してくれました。

ここで、数字のことも正直にお伝えしておきます。

まりなびは、これまでに151人が卒業し、
そのうち71%が、平均11ヶ月でプロポーズを受けています。

僕自身は、2005年から20年、男女のパートナーシップを見つづけてきました。
出発点は、実際に幸せな結婚をした男女50人に、直接お話を聞いたことでした。
そこから今日まで、2,000人ほどの婚活に関わってきたことになります。

71%という数字を、「では3割はダメなんだ」と受け取る方もいます。
以前そう感じた、という卒業生もいました。
でも、Yさんは最後に、こう言ってくれました。
「諦めなかったら、私にとっては100%でした」と。

Yさん、来た道に戻らず、もう一度歩きだしてくれました。本当におめでとうございます。

今の状況から近道を一緒に考える

リョージ

婚活サポート20年・成婚率71%。「心で選ぶから、理想が叶う」結婚後も幸せな結婚を一緒に探しています。

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