結婚相談所に入ってみよう、と思って調べはじめると、
今度は「どの相談所にするか」で、また立ち止まる。
ホームページを見比べても、どこも似たことが書いてある。
料金もしくみも、よく分からない。
「ここでいいのかな」と思いながら、
結局また、決められないまま今日が終わる。
そんなふうに、相談所選びで足踏みしている人を、たくさん見てきました。
*
東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。
実は、ひとくちに結婚相談所と言っても、
進め方で、大きく3つのタイプに分かれます。
ここを知らずに選んで、
「思っていたのと違った」となる人が、案外多いんです。
なので今日は、その3つのタイプを、できるだけ正直に整理してみます。
どれが一番、という話ではありません。
どれにも、向いている人がいます。
そのうえで、先にひとつだけ。
真剣度の高い人がいる場所に行けば、結婚できる。
そう思われがちなのですが、実際は、そうなっていません。
どれだけいいしくみでも、
使いこなせなければ、結果にはつながらないからです。
だから、相談所を見比べる前に、
自分に何が合っているのかを先に知るほうが、結局は早いんです。
以前、こういうご相談がありました。
結婚相談所のことを「モテない人が最後に行くところ」だと思っていて、
自分とは関係のない世界だと感じていた方です。
ただ、これまでの恋愛の経験を振り返ってみると、ほとんど無かった。
このまま自然な出会いを待っていても、たぶん今のままだろう、とも感じていた。
それで、「本気で結婚を考えるなら、相談所は本筋なんでしょうか」と聞かれました。
お伝えしたのは、手段はどれでもいい、ということです。
自然な出会いも、アプリも、相談所も、入口が違うだけで、
結婚までに通るところは、結局おなじです。
違いは、意識してそちらへ向かっているか、無意識のまま流れているか。それだけです。
その方は、「相談所への見方が変わった」と言って帰っていかれました。
結婚相談所は、進め方で
3つに分かれる
相談所は、相手の探し方とサポートの仕方で、こう分かれます。
- データマッチング型
条件で相手を絞り込み、システムが候補を出してくれる。自分のペースで進められる。 - 仲介型
担当者があなたを見て、相手を選び、手厚くそばで支えてくれる。 - ハイブリッド型
データの広さと、仲介の手厚さ、その両方を持つタイプ。
この3つは、性格がずいぶん違います。
費用も、進めやすさも、向いている人も。
ひとつずつ、見ていきましょう。
データマッチング型 ──
自分のペースで、広く探せる
まず、データマッチング型。
会員のデータの中から、条件で相手を絞り込んで、
システムが候補を出してくれるタイプです。
いいところは、自分のペースで動けること。
たくさんの人の中から、自分で見て、自分で選べます。
費用も、手厚い型にくらべると、抑えめなことが多いです。
自分でどんどん進めたい人。
人にあれこれ言われず、自分の目で選びたい人。
そういう人には、合っています。
会うまでが早いのも、この型の特徴です。
申し込んで、受けてもらえたらお見合いが成立して、日程調整に入る。
だいたい二週間から一ヶ月以内には、お会いできます。
アプリだと「マッチングしました」からが長いですが、そこが違います。
日程の調整も、場所選びも、相談所が間に入ってくれます。
そのかわり、迷った時に相談できる相手は、あまりいません。
やりとりでつまずいた時、立ち止まってしまった時に、
一人で抱えることになりやすい、というところはあります。
それと、申し込みの数や、受けてもらえたかどうかが、はっきり見えます。
やり方を考えずに進めると、少し疲れやすいところはあります。
ただ、いまの自分の位置を客観的に見られていれば、そこはカバーできます。
アプリを長く使ってきた方から、こんなご相談を受けたことがあります。
「また同じような人にしか出会えない気がして、再開していいのか迷っています」。
そう感じるのは、これまでの記憶から、まだ会っていない相手を先に決めてしまっているからです。
そのイメージで決めると、ほかの可能性が、選択肢から消えてしまいます。
そのうえで、現実的な違いもお伝えしました。
アプリは、本気度が分かりにくい。連絡が自然に途切れることもある。
写真もプロフィールも、盛ろうと思えば盛れてしまう。
相談所は、その逆です。
年収も、身長も、婚歴も、盛れません。会うまでが早く、途中で消えることもない。
安心して見ていられる、というのが、いちばんの違いだと思います。
その方には「アプリは、やるべきものではありません」とお伝えしました。
楽しいやりとりが自然に生まれたら、その時に乗ればいい、というくらいで十分です。
仲介型 ──
担当者が、そばで支えてくれる
次に、仲介型。
担当のカウンセラーが、あなたのことをよく聞いたうえで、
相手を選んで、つないでくれるタイプです。
いいところは、そばに相談できる人がいること。
お見合いの組み方、やりとりのつまずき、
立ち止まった時の気持ちまで、一緒に考えてくれます。
一人だと止まってしまう人には、大きな支えになります。
恋愛に自信がなくて、誰かに伴走してほしい人。
自分一人だと、つい後回しにしてしまう人。
そういう人には、心強い型です。
そのかわり、手をかける分、費用は高めになりがちです。
そこは、正直なところです。
もうひとつ、知っておくといいことがあります。
紹介してもらえる分、自分で申し込んで、受けてもらえるかどうかを試す機会が少なくなります。
会う機会はいつもあるので、動いている実感は持ちやすい。
ただ、いまの自分が男性からどう見えているのかは、少し見えにくくなります。
そこは、担当者に率直に聞いてしまうのが早いです。
ハイブリッド型 ──
広さと、手厚さの両方を持つ
そして、ハイブリッド型。
名前のとおり、データの広さと、仲介の手厚さ、
その両方を併せ持つタイプです。
自分でも、広いデータの中から相手を探せる。
そして、迷った時には、担当者にそばで相談もできる。
「自分で動きたい時は動けて、
困った時にはちゃんと頼れる」。
そのどちらも残してあるのが、ハイブリッド型です。
いまの新しい標準になりつつある形で、
まりなびも、このハイブリッド型です。
なぜ、ハイブリッド型が
向いているのか
理由は、シンプルです。
入会した時点では、
自分にどんな人が合うのか、
じつは、本人にもよく分かっていないことが多いんです。
「条件では、こういう人がいい」と思っていても、
いざ会ってみると、まったく違う人に心が動く。
そういうことが、本当によく起きます。
つまり、入会のときに決めた条件や希望は、
まだ「仮説」でしかない、ということなんです。
だとすると、最初から条件でガチガチに絞り込むより、
広く出会いながら、必要な時にそばで相談できるほうがいい。
「この条件、ほんとに必要だったのかな」
「思っていたより、こういう人が心地いいかも」。
そうやって、進みながら少しずつ、
自分に合う相手の輪郭が、はっきりしてくる。
その軌道修正を、一人でやるのは、なかなか大変です。
広いデータと、そばにいる担当者、その両方があると、
仮説を、無理なく確かめていける。
遠回りに見えて、結局はそれが近道になる。
そう考えています。
進め方にも、おすすめの順番があります。
まず、マッチングからやってみる。
申し込んで、受けてもらえたり、もらえなかったりする中で、
いまの自分の位置が、はっきりしてくるからです。
そのうえで、自分だけでは難しそうだと感じたら、
担当者の目を介した紹介をお願いする。
この順番だと、お互いの希望に沿った出会いになりやすく、
気持ちのほうも、乗ってきやすいんです。
「合う人が分からない」とき、
どう選べばいい?
その前に、ひとつだけ先に見ておくといいことがあります。
これまでの恋愛の経験と、結婚への本気度。
この二つで、選ぶものが変わります。
出会いの経験がまだ少ない場合は、数を増やし続けても、その機会を生かしきれません。
数より、順番のほうが効きます。
男性とのやりとりにふさわしい服装、会話、男性の心理。
そのあたりを先に持っておく。
ほんとうは、ここからの方が相談所にはほとんどなのに、
いきなりデビューしてしまう。苦しくなるのは、だいたいここです。
遠回りに見えるかもしれませんが、寄り道がないぶん、まっすぐ行けます。
逆に、結婚願望がまだはっきりしていないなら、
相談所の前に、この先の暮らしを考えるところからでいいと思います。
ここは、自分ではなかなか客観的に見えないところです。
一度、外にいる人に話してみるところからで、十分です。
ここまで読んで、こう思った人も、いるかもしれません。
「結局、自分はどのタイプを選べばいいの?」と。
ひとつ、目安をお伝えします。
自分でどんどん動けて、迷っても一人で進められる人は、データマッチング型。
誰かにしっかり伴走してほしい人は、仲介型。
そして、「自分に合う人が、まだよく分からない」という人は、ハイブリッド型が合いやすいです。
正直なところ、入会の時点で
「自分に合う人がはっきり分かっている」人は、そう多くありません。
だからこそ、両方を残してあるハイブリッド型が、
多くの人にとって、進めやすい形になります。
条件で絞り込んでから会うのではなく、
まず会って、「この人といて、自分はどう感じるか」を見る。
心地よかったら、その後で条件を確かめればいい。
条件は、なくしません。下げなくてもいい。
ただ、心が先、条件はそのあと。
その順番で進めるほうが、
結局は、条件も納得できる相手にたどり着きやすいんです。
はじめの一歩の、小さなステップ
とはいえ、いきなり「自分に合うタイプはこれ」と
決めきるのは、むずかしいと思います。
なので、相談所選びで立ち止まった時の、小さなステップだけ置いておきます。
- 相談所には3タイプある、と知っておく。
データマッチング型・仲介型・ハイブリッド型。同じ「相談所」でも中身が違います。 - 「自分に合う人が分かっているか」を、自分に聞く。
はっきり分かっているなら絞り込む型、まだなら両方残せる型が楽です。 - 条件を、入口で固めすぎない。
入会時の希望は、まだ仮説。進みながら変わって当然です。 - 料金とサポートの中身を、自分の目で確かめる。
見えないままにしない。数字とルールを並べて見ます。 - そのうえで、合うか合わないかを、自分で決める。
*
あらためて、東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。
20年、男女のパートナーシップを研究してきて、
これまで2,000人ほどの相談にのってきました。
まりなびがハイブリッド型を選んでいるのは、
「広く出会いながら、そばで一緒に軌道修正していく」ことが、
いちばん遠回りに見えて近道だと、現場で何度も確かめてきたからです。
平均11ヶ月でプロポーズ、卒業した方の71%が結婚していますが、
その背景にあるのは、特別なテクニックではなくて、
担当者が最初から最後まで、そばで一緒に考え続ける——ただそれだけです。
出会いの場を用意して、日程を調整する。
それだけなら、正直、買い物としては高いと思います。
卒業生が、以前いた相談所のことを
「高額なマッチングアプリだった」と言っていました。
そうではなくて。
自分がどこまで分かっていて、どこから分かっていないのか。
分かっていないところを、分かるようにしてくれるか。
自分に合ったやり方を、一緒に考えてくれるか。
うまくいく時も、いかない時もあります。
そういう時に、一緒に喜んだり、励ましたりしてくれる人がいる。
相談所じゃないですか。相談するところなんです。
それと、ずっと大事にしてきたことが、ひとつあります。
「都合の悪いことも、正直に話す」こと。
たとえば、成婚率という数字があります。
どのくらいの方が、プロポーズや婚約まで進んだか、という数字です。
これ、出し方が各社でちがいます。「成婚」の意味もちがいます。
婚約まで行かなくても、お互いの結婚の意思がはっきりすれば成婚退会になるところもあります。
創業からの会員全員を分母にすると、一割ほど。
ある期間に活動を終えた方を分母にすると、二割から三割。
どちらで数えたとしても、大半の方は、成婚には至っていません。
それが、実際のところです。
私がこの仕事を自分で始めたのは、そこが嫌だったからでもあります。
うまくいくことばかり並べて入ってもらっても、
あとでがっかりさせてしまったら、意味がありませんから。
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まりなびには、無料相談 という入口があります。
今の状況から近道を一緒に考える