「もう婚活、やめようかな」と思った時に

婚活の悩み
申し込みを送っても、反応がない。
やっといいなと思えた人とは、進まない。
後から始めたはずの人が、先に幸せそうにしている。

そんな日が続くと…

「もう、やめようかな」。

「やめたい」と思えるのは、まじめに向き合ってきた証拠です。

どうでもいいことに、人は疲れません。
心が折れそうになるのは、それだけ本気で、
幸せになりたいと願ってきたから。

だから今日は、その「やめたい」を、
むやみに励ましたりせずに、
ここで少しだけ、一緒に見つめてみたいと思います。

「やめたい」は、
がんばってきた人にしか来ない

婚活をしていると、「やめたい」が、ふいに訪れます。

それは、あなたが弱いからでも、根性がないからでもありません。
むしろ逆で、ちゃんと動いてきた人ほど、
ある日、ふっと止まりたくなります。

自分なりにたくさん申し込んで、たくさん会って、
そのたびに少しずつ、気持ちがすり減っていた…
そうなれば、誰だって立ち止まりたくなって当たり前です。

ここまで歩いてきた自分を、まずはねぎらってあげてください。

「やめようと思った」人ほど、
最後に結婚していく

不思議に聞こえるかもしれません。

でも、まりなびを卒業して幸せな結婚をしていった女性たちに、
「婚活をやめようと思った瞬間はありましたか」と聞くと、
ほとんどの人が、こう答えます。

「もちろんありました」と。

申し込んでも受けてもらえず、
「もう無理なのかな」「私は一人で生きていく運命なのかな」と、
布団の中で号泣した夜があった、という人。

いいなと思える人に出会えない日が続いて、
一度、相談所を離れた人。
二度、諦めかけた人。

なかには、一度ほかの結婚相談所で活動して、
うまくいかず、結婚相談所そのものに不信感を持っていた人もいました。
「もう結婚したくない、どうせできない」と、一年ほど婚活から離れていた人。

それでも、心のどこかに残った「ほんとうは諦めきれない」を頼りに、
もう一度だけ、と歩きはじめて——
そうして、いまの旦那さんと出会っています。

みんな、一度は止まっています。
それでも最後には、自分を大切にしてくれる人と出会っていきました。

「やめたい」と思ったことは、結婚できない理由には、なりません。
やめようと思った人ほど、実はちゃんと、その先へ進んでいるからです。

立ち止まった人たちは、
何をしていたか

では、止まりたくなったとき、彼女たちは何をしていたのか。

気合いで乗り越えた、という人は、じつは多くありません。
やっていたのは、もっと、ささやかなことでした。

うまくいかなくてしんどい日は、いったん全部忘れて、
おいしいものを食べに行った、という人。

ずっと好きだった神社めぐりに出かけて、
気がついたら、また前を向いていた、という人。

婚活以外で、純粋に楽しいことを見つけた人もいれば、
ただ、しばらくお休みしてから戻ってきた人もいます。

共通しているのは、
「やめる」と「ずっと走り続ける」の、あいだを選んでいたこと。

完全にやめてしまうのではなく、
ちょっと休んで、また歩きだす。
その小さな選択を、みんな、くり返していました。

もうひとつ、よく出てくるのが、
「人と、自分を比べてしまった」という話です。

一緒にがんばっていた人が、先に交際を始める。
後から婚活を始めたはずの人が、先に結婚していく。
そのたびに、「やっぱり私には無理なのかな」と落ち込んでしまう。

でも、その焦りから抜けられた人たちは、
だいたい、同じところに戻ってきています。

「人と比べるんじゃなくて、自分のペースで歩こう」。

進む速さは、ほんとうに人それぞれです。
早く決まる人もいれば、ゆっくりの人もいる。
速さと、しあわせの大きさは、関係がありません。

なぜ「やめたい」が来るのか

そもそも、どうして「やめたい」は、こんなにつらいんでしょう?

多くの人は、いつのまにか、
「不安をなくすため」に婚活をしてしまっているからです。

一人でいる将来が不安だから。
このままだと、まずい気がするから。
まわりに、置いていかれそうだから。

その気持ちは、とても自然なものです。
でも、「不安をなくすため」の婚活は、しんどい。

なぜなら、デートがうまくいかないたびに、
消したかったはずの不安が、もっと大きくなってしまうから。
ゴールに近づくどころか、走るほど遠ざかる感じがするんです。

「やめたい」が来るのは、あなたが甘いからじゃありません。
向かっている方向が、いつの間にか、しんどいほうを向いてしまっているだけです。

「不安をなくす」から
「幸せになる」へ

ここが、いちばんお伝えしたいところです。

幸せな結婚をしていった女性たちの多くが、
途中で、あることに気づいています。

「私は、一人がこわくて婚活していた。
でも、ほんとうは、幸せになりたかっただけなんだ」と。

この、ほんの少しの気持ちの変化が、
婚活の景色を、まるごと変えていきます。

「失敗しないように」会うのではなく、
「どうしたら楽しい時間になるかな」を探しながら会う。

そう切り替わっただけで、
デートが楽しめるようになった、という人が、たくさんいます。

ご縁があってもなくても、
「幸せのほうへ歩いている」感じがするから、
うまくいかない日も、前ほど、こわくなくなる。

あなたが手放していいのは、婚活そのものじゃなくて、
「不安をなくすための婚活」のほうかもしれません。

立ち止まってもいい。
歩くのを完全にやめなければ

ここまで読んで、少しだけ、肩の力が抜けていたら、うれしいです。

「やめたい」を、無理に「がんばろう」に変えなくていいんです。
そんなに簡単に、心は切り替わりません。

立ち止まって、いい。
休んで、いい。

ひとつだけ、覚えておいてほしいのは——
歩くのを、完全にやめてしまわなければ、ということ。

立ち止まることと、引き返すことは、ちがいます。

幸せな結婚をしていった人たちも、何度か立ち止まりました。
ただ、来た道を戻ることだけは、しなかった。
それだけの違いなんです。

「やめようかな」の時の、
小さな手順

とはいえ、「明日から元気に再スタート」なんて、無理な話です。
心は、すぐには上を向いてくれません。

なので、また「やめようかな」が来た時のための、
小さな手順だけ、ここに置いておきます。

  1. まず、ちゃんと休む。
    立ち止まるのは、引き返すこととはちがいます。
  2. 人と、自分を比べない。
    進む速さは、人それぞれ。あなたのペースで大丈夫です。
  3. 婚活以外の、楽しいことをひとつする。
    おいしいものでも、好きな場所でも。気持ちが先に回復します。
  4. 「不安をなくすため」になっていないか、心の向きを確かめる。
    「本当はどうなりたいか」、を自分に聞く。
  5. 近いものから、また読む・聞く。
    いきなり大きく動かなくてOK。小さな一歩から。

僕は、東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。

2005年から20年、男女のパートナーシップを研究してきて、
これまで2,000人ほどの方の婚活を、そばで見てきました。

そのなかで、ずっと感じてきたことがあります。

幸せな結婚をしていく人は、
一度も「やめたい」と思わなかった人ではありません。
何度も止まりながら、それでも、来た道を戻らなかった人です。

もし、「やめたいけど、ほんとうは諦めきれない」という気持ちが、
心のどこかに残っているなら——
その気持ちのほうを、信じてあげて下さい。

この続き——
LINEのほうで、もう少しゆっくりお話ししています。

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リョージ

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