「自分は、ちゃんと結婚できるんだろうか」
そう思いながら、婚活を続けている人は、たくさんいます。
条件を整理して、写真を整えて、デートを重ねて。
それでも、なかなか前に進まない。
そのうち、まわりばかりが先に決まっていって、
「やっぱり私には無理なのかも」と、肩を落とす日がやってくる。
これからお話しするのは、
そんなふうに、何度も立ち止まりながら、
それでも最後には、幸せな結婚をしていった人たちの話です。
*
東京・南青山で結婚相談所まりなびをやっている、竹内亮仁です。
これまで、たくさんの方の婚活に伴走してきました。
卒業していった一人ひとりに、それぞれの物語があります。
面白いのは、幸せに結婚していった人たちが、
特別に若かったわけでも、特別に器用だったわけでもない、ということです。
むしろ「私なんて」と言っていた人ほど、ある時から、するっと進んでいく。
その「ある時」に、何が起きていたのか。
いくつかの共通点を、ここでお話しします。
「いい人がいない」
と言っていた人ほど、
後から変わっていく
はじめは、みなさん同じようなことを言います。
「いいなと思える人に、なかなか出会えない」
「申し込んでも反応がなくて、お断りも続くと、さすがにしんどい」。
そうやって、何人もの方が、一度は気持ちが折れかけます。
これは、ほとんど例外がありません。
ある人は、自分より後から始めた人が次々に決まっていくのを見て、
「私には結婚は無理なのかな」と感じてしまった。
ある人は、昔お付き合いしていた相手が結婚した知らせを偶然見て、
言葉にならないほど落ち込んだ、と話してくれました。
でも、そういう人たちが、最後には幸せに結婚していくんです。
だから、今しんどいことは、何も悪い兆しではありません。
むしろ、ちゃんと向き合っている人ほど、通る道なんです。
共通点①
「条件で選ぶ」が後回しに
いちばんよく見られる変化が、これです。
入会した頃は、多くの人が、僕には言わないけれど、はっきりした条件を持っています。
年収はこれくらい、年齢はこのあたり、職業は——。
それ自体は、悪いことじゃありません。自然なことです。
ところが、いろんな方とお会いしていくうちに、
「私が本当に求めていたのは、そこじゃなかったかも」と気づく瞬間が、よく訪れます。
ある方は、振り返ってこう言いました。
「以前は『年収いくら以上、職業はこれ』と思っていたけれど、
活動するうちに、本当に大事なのはそこじゃないと気づけた」。
別の方は、ご自身のことを、こう振り返っています。
「自分がいかに、凝り固まった狭い基準で男性を見ていたか分かった。
その基準のままじゃ、幸せにはなれなかった」。
条件を捨てた、という話ではありません。
チェックリストで人を採点するのをやめて、
「この人といて、自分はどう感じるか」を見るようになった、ということです。
そうなってから、進みはじめた人が、本当に多いんです。
(このあたりは 条件で選ぶほど、婚活が苦しくなるのはなぜ でも、くわしくお話ししています)
共通点② やめたくなった夜を、何度も越えてきた
「やめようと思ったことは、ありましたか?」
卒業生の多くが、「何度もありました」と答えます。
中には、号泣した夜のことを話してくれた人もいます。
では、その人たちは、どうやって越えてきたのか。
特別な根性で乗り切った、という話ではないんです。
ある人は、しんどくなったら一旦離れて、おいしいものを食べた。
ある人は、趣味の場所へひとりで出かけて、気分を入れ替えた。
ある人は、ただ私に愚痴を聞いてもらって、また歩きだした。
つまり、「立ち止まったけれど、やめはしなかった」。
休んでもいい。落ち込んでもいい。
ただ、歩くのを完全にはやめなかった人が、最後に出会っていきます。
ある卒業生の言葉が、よく本質を言い当てています。
「目の前のことを一つひとつこなしていたら、突然、かけがえのない人に巡り会った。
気づけば、出会っていた、という感じでした」。
共通点③ 「不安をなくすため」から「幸せになるため」へ
これが、いちばん大きな変化かもしれません。
多くの人が、最初は「このままじゃまずい」という気持ちで婚活を始めます。
一人で年を取るのが怖い。取り残されたくない。見返したい。
——不安を、なくすための婚活です。
ところが、活動の途中で、向きが変わる瞬間があります。
離婚を経験して、はじめは「見返したい」が原動力だったという方が、
こう話してくれました。
「『自分はどうなりたいのか』と問われて、
だんだん、自分のための幸せを求めるようになった。
そこからの方が、ずっと楽しく婚活できた」。
別の方も、こう言っています。
「一人は嫌、という不幸を避けたい気持ちで始めたけれど、
結局のところ、幸せになりたいんだと気づいてからの方が、楽しかった。
ご縁があってもなくても、幸せに向かっている感じがした」。
不思議なもので、この向きが変わると、お見合いそのものが楽しくなる。
そして、楽しんでいる人のところに、ちゃんと縁が来るんです。
「この人と結婚するかも」と思った、何でもない瞬間
では、相手を決めた瞬間は、どんな時だったのか。
これが、びっくりするほど、地味なんです。
ドラマみたいな告白の場面ではありません。
- 長く一緒にいても疲れず、まだ話していたいと思えた時
- デートの計画を、どちらかに任せきりにせず、二人で出し合えた時
- ネガティブな話をしても、逃げずに受け止めてくれた時
- 待ち合わせに少し遅れたら、本気で心配してくれていた時
- 気づいたら、家族にも言えないことまで、自然に話していた時
共通しているのは、「条件のチェック」ではなく、
一緒にいる時の、自分の心地よさのほうを見ている、ということ。
「結婚したい」というより「この人とは、結婚するんだろうな」。
そんな、静かな確信として訪れた人が、とても多いんです。
数字のことも、正直にお話しします
こういう話をすると、
「でも、それはうまくいった一部の人でしょう?」と思うかもしれません。
なので、数字のことも、隠さずにお伝えします。
まりなびは、これまでに151人が卒業し、
そのうち71%が、平均11ヶ月でプロポーズを受けています。
私自身は、2005年から20年、男女のパートナーシップを見つづけてきました。
出発点は、実際に幸せな結婚をした男女50人に、直接お話を聞いたことでした。
そこから今日まで、2,000人ほどの婚活に関わってきたことになります。
71%という数字を、「では3割はダメなんだ」と受け取る方もいます。
以前そう感じた、という卒業生もいました。
でも、彼女は最後にこう書いてくれました。
「『あきらめなければ100%』と聞くと、いける気がしてきませんか?」と。
数字の裏にあるのは、テクニックではありません。
立ち止まった時に、もう一度歩きだせるように、そばで支える——
その積み重ねが、この割合をつくっています。
これから、一人ひとりの物語を載せていきます
ここでお話ししたのは、たくさんの物語に共通する「芯」の部分です。
でも本当は、一人ひとりに、その人だけの道のりがあります。
30代で、ずっと一人で生きていくのかなと思っていた人。
40代で、一度は結婚をあきらめかけた人。
恋愛経験が少なくて、自信が持てなかった人。
そういう一人ひとりの物語を、ご本人の許しをいただいたものから、
このページの下に、順番に載せていきます。
近いものから、そっと読んでみてください。
*
最後に、もう一度だけ。
幸せに結婚していった人たちは、特別な人ではありませんでした。
ただ、「条件で選ぶ」を少しずつ手放して、
「不安をなくすため」から「幸せになるため」へ、向きを変えていった。
そして、立ち止まっても、歩くのをやめなかった。
それだけだったんです。
今あなたが立ち止まっているとしても、それは、ここまでの道のりと、何も変わりません。
*
もし、「私の場合はどうだろう」と思ったら、
一度、ゆっくり話しに来てください。
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今のあなたの状況を聞かせてもらって、
どんな道がありそうか、一緒に考えるだけの時間です。
合わなければ、それで大丈夫。
ここまで読んでくれた、それだけでもう、十分に一歩を踏み出しています。
いきなり話すのは緊張する、という方は、
LINEで7つの質問に答える診断から、のぞいてみてください。